54話 ページ5
私は一番早かったらしい。
キリトの戦闘が終わるのを待つことにした。
レイ「・・・ガンゲームなのに剣って・・・」
苦笑交じりな戦闘だった。
もちろんキリトが勝った。
レイ「・・・まずいな。これじゃキリトまで狙われることになる・・・」
私はキリトを探しに会場を走り回った。
そこには目を見張るものがあった。
早速死銃と遭遇しているのだ。
レイ「キリト!!」
キリトの表情は怯えきった表情だった。
死銃「お前は本物のレイか?」
レイ「そうだ。キリトを殺そうと思うのなら私を先に片付けないとめんどくさくなるわよ」
キリトの前に立ち死銃を睨みつける。
死銃「必ずお前ら二人は俺が殺す」
そう言って死銃は姿を消した。
まだ私の後ろで震えているキリトと向かい合って抱き寄せた。
するとキリトも私にしがみつくようにして抱きついてきた。
レイ「・・・大丈夫だよ。私にはキリトが居てキリトには私が居る。だから私もキリトも大丈夫」
キリト「レイは・・・強いな」
レイ「ううん。私だって目の前でたらこが殺されたのを見てから死銃を見るたび吐き気がする。いつ私が殺されるか。いつ知らないうちに死んでしまうか。毎日そんな恐怖に怯えて。」
そうだ。
私は強くなんかない。
弱い。弱すぎるのだ。
レイ「でもね、私はキリトを守りたい。だから頑張れるんだよ」
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美里 - キリト最高!\(//∇//)\更新がんばって下さい! (2014年4月15日 21時) (レス) id: 36ef076ea7 (このIDを非表示/違反報告)
ユオカ♪ - 始めまして!この小説大好きです(*^◯^*)更新頑張ってください! (2014年3月29日 20時) (レス) id: 0a125f524d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - この話好きですよ (2014年2月15日 23時) (レス) id: a655c5507b (このIDを非表示/違反報告)
封矢 - 今、全部やっと読みましたwすっごく面白いです!(*^◯^*)更新頑張ってください(^ν^)楽しみにしてますヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2014年2月9日 21時) (レス) id: e99d6bd148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時:2014年1月31日 15時