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第壱話 『もう一人の副長』 ページ2

「京の都は久しぶりだな…」


馴染み深い羽織を着、真っ黒な髪を結う彼女…

 いや、彼の名は『藤堂千幸』と言った。

新選組及び新撰組の副長。

別名『華の副長』と呼ばれている。

仕事で江戸から帰ったばかりの俺は肩を回しながら


「はぁ…ったく、何でこう忙しい時期に隊士俺一人で


 江戸に行かなきゃいけねぇんだ…。」


ブツブツと呟くが勿論答える者等居ない。

そう思われたが。


「あなたが一番信頼出来、かつ敵方からは疑われにくいからです。」

「___!!?」


ハッと振り向くと其処に居たのは


「……丞…。」

「お久しぶりです…千幸副長…いや、A副t___」

「その名を此処で口にするな…敵方に聞かれていたらどうするんだ。」


俺は何かを言おうとしていた丞を制す…悲しそうな表情で。

すみません、と丞はいうが聞く耳を持たない。

いや…持ちたくないのかもしれないが。

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風間 千華(プロフ) - りぼんさん» そうですか…!!?…そう言って頂けると有難いですっ…!! (2014年6月7日 16時) (レス) id: 54a21fc248 (このIDを非表示/違反報告)
りぼん - 面白いっスね。続きが楽しみです。 (2014年6月7日 15時) (レス) id: ccc929a7a3 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - 私も小説書いているのでいっしょに頑張りましょう (2014年3月11日 22時) (レス) id: 9a0486d0f6 (このIDを非表示/違反報告)
緑間 涼(プロフ) - 月華さん» 面白いッスか…!!?そう言ってもらえると嬉しい限りです…!!!頑張らせて頂きます^^ (2014年3月11日 21時) (レス) id: 38c3740c28 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - とても面白いです楽しみにしてます(*´ω`*) (2014年3月10日 21時) (レス) id: 9a0486d0f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:土宮 歳弥 | 作成日時:2014年3月8日 21時

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