検索窓
今日:16 hit、昨日:1 hit、合計:26,550 hit

部活 ページ41

「おいラドル、部活何にするかもう決めたか?」

「部活?……あぁ、そういえばそんな事言ってたね。確か入部申請期限は明日までか……」

放課後、ジャックにそんな事を聞かれて僕は思い出した
部活かぁ……
ミドルスクール時代は帰宅部で家業の勉強ばかりしてたから気にしてなかったけど今年からはそれがない
つまり部活には入れる

「困ったな。色々あって全然決めてない。」

「そうか。早く決めろよ?陸上部なら大歓迎だ。」

「どこも決められなかったら行くよ。」

「おう、それじゃ俺はもう部活入ってるからこれで。」

「うん、頑張って!」

そう言って僕らは別れた
部活、部活かぁ……

『人気のある奴にしろよ。マジフトはどうだ?学園の花形だろ。』

「よせよランドール……上には上がいる。齧っただけの僕が入れる訳ないだろ。」

『チェッ……ノリ悪い。』

ランドールを軽くいなして僕は部活一覧に目を向ける
サイエンス部にマジフト部、軽音部に同好会もあるな
山を愛する会と……ガーゴイル研究会?
ガーゴイルって雨樋のあれ?
前世じゃ考えられない
……いやあるかもしれない
うどん研究会とかある位だし

『どれにすんだよ。人気者になりたいならそこそこ目立つ所に入らなきゃだろ?』

「そうだよね……うーん……目立てて僕にも出来る事で……人気者にもなれそうな部活……」

『お?コイツはどうだ?スポーツ系だしカッコよくね?』

「え?……あぁバスケか。」

バスケ部の募集ポスターに僕は目をとめた
バスケかぁ……
前世では母に無理やり入れさせられたっけ、花形だからって
トレーニング以外は泥臭くなくて洗濯が楽だからってのもあったけど
懐かしいな
確かにクソほどキツかったけど体力はついたし技術も磨けた
まぁ母の一番になれコールが酷すぎて顧問とか先輩に迷惑かけちゃっていつも白い目で見られてたっけ

(う……思い出したくない事も思い出しちゃった。)

頭を振って僕は考えるのをやめた
取り敢えず見てみよう
僕は活動場所の体育館に足を運んだ

「ここか……」

「うぉあぁぁぁ避けてぇぇぇ!」

「へ?ぐぶぇ!?」

突然腹に衝撃が行き僕は吹っ飛ぶ
な、何……
遠くでバスケットボールが転がっていた

「いてて……こんな勢いで飛んでくるとかシュート打った奴誰……」

「大丈夫かっ!?……ってラドル!?」

「え?あ、ジャミル先輩。」

駆けつけてきたのはジャミル先輩だった

「悪いな……フロイドが考えなしにシュートしたのがたまたま……」

「あれ?うなぎちゃんじゃーん。なぁに?もしかして入部希望?」

わーご迷惑かけた先輩コンビだ

バスケ→←契約を



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
設定タグ:twst , ツイステ , not監督生
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あんかけうどん(プロフ) - Aliceさん» 嬉しすぎる言葉をありがとうございます!ランドールはいいぞ……是非映画の方もご覧になってみてください。インク→ユニバーシティ→インクの順に見るのがおすすめです! (2021年12月25日 16時) (レス) id: 91a4551153 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - クリスマスに一気に読んでしまった、ランドールの魅力をこの小説で知れました、ありがとうございます! (2021年12月25日 14時) (レス) @page32 id: 31d32091d2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あんかけうどん | 作成日時:2021年12月16日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。