15*ナイト様ぷんぷんっ! ページ17
その後、雅兄も永倉先生と共にリビングに来て皆さんに挨拶をしてから帰っていった。
部屋の片付けをする為に2階に行けば平助と沖田先輩も一緒に上がってきた。
2階は長めの廊下に左右に扉があり、そこが各々の部屋になっている。
私は一番奥の部屋を充てがわれている。
「何か手伝いがあったら、呼んでくれよな!」
「キミ、隣の部屋なんだ。
改めてよろしくね。Aちゃん。」
天真爛漫な平助となんとなく腹黒そうな沖田先輩に頭を下げ、新しい部屋へとはいった。
太陽の光があたる、暖かい部屋。
[A!お前はわかっていてここに来たのか!?]
何故かリスに正座させられる人間こと、私。
『ひか兄にこの学校と寮の話聞いて…
男子しかいないって知ったのは昨日なの。
でもたった6人だよ?家の半分以下!余裕!』
[それはケダモノ兄弟がお前の家族だからだろ。
今のお前はちぃとなんら代わりない状況なんだぞ!]
それを言われて絵麻ちゃんのことを思った。
確かに嫌でも今は嫌と言えないかもしれない。
私の性格なら馴れれば口が悪くなるし、嫌も言えそうだな..
『..ジュリさんが守ってくれるんでしょ!
お話おしまい。部屋の片付けするから、ベッドの上にいてね?』
納得いかないけど、それでも守ると言ってくれた彼だから口は出さなくなった。
片付けを終えたらジュリさん用品の買い物に行きたいな。
あとで平助にお店聞いてみよう。
ここからスタートする新生活に期待を膨らませ、荷物の開封作業を始めた。
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モカ(プロフ) - 更新遅くてごめんなさい。早くはないけど毎日更新できるよう頑張ります。 (2016年3月8日 20時) (レス) id: 7fadd6fd7b (このIDを非表示/違反報告)
Natuki-03(プロフ) - 更新ありがとーございまぁーすっ!めっちゃ、楽しみにしてました! (2016年3月8日 19時) (レス) id: 9b697d02eb (このIDを非表示/違反報告)
橘朔羅 - 早く続きが読みたいです(///∇///) (2016年3月6日 13時) (レス) id: 1b9d097e9c (このIDを非表示/違反報告)
華恋 - うわぁぁ続きが読みたいぃぃぃ。・゜・(ノД`)・゜・。 (2016年3月2日 21時) (レス) id: ef10c17502 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - しらたまさん» コメントありがとうございます!千鶴ちゃんがいてこその薄桜鬼、マジで可愛いですよね。頑張りますね! (2016年2月28日 15時) (レス) id: 7fadd6fd7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モカ | 作成日時:2016年2月27日 9時