11*新しい朝と小さな騎士 ページ13
Aside
着替えを済ませ朝食のために部屋を出れば侑介と鉢合わせた。
｢はよ。｣
『おはよ。
…ねぇバカ侑介。』
｢バカじゃねーし。｣
『…不憫だよね。
再婚する前から絵麻ちゃんが好きだったのに、家に来た途端にクソ兄貴やアヒドルが手を出しまくる。』
なんか騒いで顔を真っ赤にしてるのを置いてエレベーターに乗り込んだ。
朝食の席にはアヒドル以外が揃っている。
絵麻ちゃんは目が腫れていた…私のせいだろね。
ふと目があったのはチャラ声優。
そう言えば昨日言いたいこと言ったな。
『おはよう。チャラ声優。
昨日は言い過ぎてごめん。』
｢A..俺嫌われたのかと思って辛かったぜ..｣
『そう。言い過ぎたけどいつも思っていたことだから忘れないでね。
椿 お に い ちゃ ん。』
これからは家を出るから威圧のつもり。
おかげで静かな食卓になったけど、各々が昨日の言葉で何か考えてくれたらそれでいい。
出発の時間
雅兄とエントランスに出れば昨日の話を知る３人も来てくれた。
ピョンピョンと私の肩に跳び跳ねて来たのはジュリさん。
[A！私はちぃもだがお前も守らなければいけない。
だから寮には私もついていく。]
『え、マジで？…絵麻ちゃん、いいの？』
彼女は柔らかく笑う。
｢Aちゃんは大事な妹だから。
ジュリ、よろしくね。｣
｢A。あなたの家はここです。
いつでも帰ってきてください。｣
｢寂しい..でも、Aちゃんの決めたこと
ジュリさん、お願いね..｣
ちょっとだけ泣きそうになった。でも泣き顔なんて見せたくないから、急ぐふりして車に乗った。
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モカ(プロフ) - 更新遅くてごめんなさい。早くはないけど毎日更新できるよう頑張ります。 (2016年3月8日 20時) (
レス) id: 7fadd6fd7b (このIDを非表示/違反報告)
Natuki-03(プロフ) - 更新ありがとーございまぁーすっ！めっちゃ、楽しみにしてました！ (2016年3月8日 19時) (レス) id: 9b697d02eb (このIDを非表示/違反報告)
橘朔羅 - 早く続きが読みたいです(///∇///) (2016年3月6日 13時) (レス) id: 1b9d097e9c (このIDを非表示/違反報告)
華恋 - うわぁぁ続きが読みたいぃぃぃ。・゜・(ノД`)・゜・。 (2016年3月2日 21時) (レス) id: ef10c17502 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - しらたまさん» コメントありがとうございます！千鶴ちゃんがいてこその薄桜鬼、マジで可愛いですよね。頑張りますね！ (2016年2月28日 15時) (レス) id: 7fadd6fd7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2016年2月27日 9時
