検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:404,467 hit

10*アイツ等へ伝える。 ページ12

薄桜学園>>> 原田side



夕飯時、珍しく残業続きの土方さんも今日はいた。


「原田、新八。
編入生はどんな奴だった?」



缶ビールを手にした新八は満面の笑みを浮かべて容姿ばかりを褒めている。

気持ちは分かる。光の妹だけあってキレイな顔立ちをしていた。



「女が編入してくんのか!
なら千鶴が喜ぶな!」


「俺のクラスに来る。
名前は朝日奈A。
礼儀正しいし、手は掛からなそうだぜ。」



せっかくの金曜日だからと俺も缶ビールに手を伸ばした。



「ふ〜ん。
なんでわざわざ僕たちにその子の話をするんです?
ご丁寧に名前まで。」



「何でって、これからその子もこの寮に一緒に住むからだろ。
明日から来るぜ、Aちゃん。」



「…それは誠ですか?土方さん。」



「あぁ。なんでも家庭環境で色々あったらしく、近藤さんが許可しちまったんだ。」



近藤さんがそう言うなら仕方ないね。総司はそう言いながら再び飯を食い始めた。
本当、近藤さんにだけは素直な奴だ。
斎藤に至っては思案な顔でいる。


「そう言えばAは料理が出来るらしいぜ。」



帰りの車で料理含め家事の類いは兄貴に教わったと話していた。

今はほとんど斎藤一人が料理をしているが、A自身も手伝えることはしたいと言ってくれている。


今までずっと男だけで暮らしてきたが、Aが来ることで何かが変わる、か。




.

11*新しい朝と小さな騎士→←09*お別れの挨拶。2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (143 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
377人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼SSL , ブラコン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

モカ(プロフ) - 更新遅くてごめんなさい。早くはないけど毎日更新できるよう頑張ります。 (2016年3月8日 20時) (レス) id: 7fadd6fd7b (このIDを非表示/違反報告)
Natuki-03(プロフ) - 更新ありがとーございまぁーすっ!めっちゃ、楽しみにしてました! (2016年3月8日 19時) (レス) id: 9b697d02eb (このIDを非表示/違反報告)
橘朔羅 - 早く続きが読みたいです(///∇///) (2016年3月6日 13時) (レス) id: 1b9d097e9c (このIDを非表示/違反報告)
華恋 - うわぁぁ続きが読みたいぃぃぃ。・゜・(ノД`)・゜・。 (2016年3月2日 21時) (レス) id: ef10c17502 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - しらたまさん» コメントありがとうございます!千鶴ちゃんがいてこその薄桜鬼、マジで可愛いですよね。頑張りますね! (2016年2月28日 15時) (レス) id: 7fadd6fd7b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:モカ | 作成日時:2016年2月27日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。