第27話 ページ28
Aが腕を伸ばし、征十郎の頭にカチューシャをつける。
征「…………」
A「あっ似合う!かわい♪好きだよ征ちゃんっ♪w」
秋川「あ、に、似合う似合う…!ははっ…」
天野「う、う、うん!とっても似合ってr…」
征「Aーー、」
A「ん?w」
そう、征十郎がやり返さない訳もなく…
征「どうせだから……」
征「お揃いでツケヨウカ。」
A「ん?」
征「お揃いで、ツケヨウカ。」
A「え」
フリフリがついたミニーのカチューシャを買ってきた征十郎。
恐怖の笑顔を保ちながらAにそれをつけた。
A「…………ちょ…」
征「…ふっw……可愛いよ。」
目線を合わせて馬鹿にして言った。
征「それから、二人っキリ 二ナリタイカラ、向こう行こうか。」
後ろからAの両肩に両手を置き、そのまま押して歩き始める。
A「え、っと、でも班員バラバラになるのはダ…」
命が危ういと感じたAは、征十郎の方をふり返り、
二人きり を拒絶した。
征「行コウカ。」
天野「全然いいよー!」
秋川「いってらっしゃ〜い!待ってるね〜」
Aに危機が迫っていることに気づくはずもない秋川と天野。
快く彼らを送り出した。
A「あ………」
とりあえず、班員の性格が良すぎてものも言えないAであった。
二人になった瞬間、
すっげロマンチックな湖にカチューシャをぶん叩く征十郎。
征「A、」
水面に浮かぶ耳を見ながら低い声で名を呼んだ。
A「…………な、なんだ。」
征「なんのつもりだ」
A「……………」
征「なんのつもりだ」
A「……ミニー♪ミニーちゃんのつもりだy…」
征「殺すぞ」
A「今回はさすがにすまなかった。」
A「それより…」
といい、Aもカチューシャをはずした。
A「あそこにいる小学生のような中学生に与えてこようか。」
征「待て」
A「命令するな」
征「はずして良いなど言っていないぞ。」
A「お前が決めることではない。」
征「いいや、死ぬまでつけてろ。僕の命令は絶対だ。」
A「何を言っている…。私の命令が絶対だ。お前がつけてろ。」
その後、
このエンドレス会話は八つ時を過ぎても続いていた。
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優花(プロフ) - まさかのディズニーでのやりとりが面白すぎて腹筋破壊しそうですwwこの作品好きです!応援してます! (2015年12月1日 22時) (レス) id: 36a528e68e (このIDを非表示/違反報告)
はきら(プロフ) - RIRIさん» ありがとうございますm(__)m♪!!頑張ります! (2015年2月24日 21時) (レス) id: d8c38e0ae0 (このIDを非表示/違反報告)
RIRI(プロフ) - 面白いです!最高です!ギネス級www頑張ってください! (2015年2月24日 18時) (レス) id: b6ae059394 (このIDを非表示/違反報告)
はきら(プロフ) - 黒子えれな☆さん» どっちでも大丈夫ですよ(^q^)コメントありがとうございました(^q^)嬉 (2015年2月21日 0時) (レス) id: d8c38e0ae0 (このIDを非表示/違反報告)
黒子えれな☆(プロフ) - はきらさん» コメントする方間違えちゃいました-(^q^)-ハァン!!ほんとは続編のほうにやろうとしてました(^q^) (2015年2月21日 0時) (レス) id: 2e709de854 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はきら | 作成日時:2015年2月1日 20時