第13話 ページ14
黄瀬「ん……」
黄瀬「やべ、トイレの場所聞いときゃよかったな」
黄瀬が起きるなりそう小さく呟き、右に目を向けた。
黄瀬「あらああっ/////」
黄瀬「赤司っちが人間と抱き合っている…///」
黄瀬「写メって青峰っちに…」
と、スマホを取り出すと
征「黄瀬」
黄瀬「はぁ!…起きてたんスか!!」
呆気なく征十郎に見つかり、言い訳を返す。
黄瀬「お、オレは別にっ、赤司家のトイレの位置を…ググろうかと……思った………だけっ……………っス…」
征「…………」
黄瀬「…………」
黄瀬「スミマセンデシタ」
軽く鼻で笑う征十郎は、トイレの場所を黄瀬に伝えた。
黄瀬「了解っス!」
と、元気に部屋を出た。
征・A「づぁっ」
二人きりになった瞬間に、ベッドの端と端に移動する両者。
征・A「…ハァ……ハァ…」
息が切れるほど密着しているのが苦ならしい。
A「征十郎、抱きつくにしても極力触れないように抱きつけ。」
征「僕に命令をするな。しているつもりだ。」
A「それよりもそのはだけた浴衣を直せ。だらしがないな。」
征「お前が頭をなすりつけるからだろう。」
A「お前が抱き寄せれば必然的にそうなる。」
征「いいや、努力次第で軽減されたはずだ。それから、胸が当たらないように努めろ。動ける範囲が狭まって邪魔だ。」
A「お前がお腹を引っ込ませてれば良いだろ。それから、私に命令をs…」
黄瀬「は〜!スッキリした〜」
A「征ちゃん好きっ♪」
征「あぁ、オレもだよ。」
黄瀬がスッキリしたと言いながら戸を開けた0.01秒後に
急きょベッドの中央に集まりくっつく二人。
黄瀬「おあついっスね〜」
そんな要素の欠片もないと知らずに、黄瀬は再び眠りについた。
375人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優花(プロフ) - まさかのディズニーでのやりとりが面白すぎて腹筋破壊しそうですwwこの作品好きです!応援してます! (2015年12月1日 22時) (レス) id: 36a528e68e (このIDを非表示/違反報告)
はきら(プロフ) - RIRIさん» ありがとうございますm(__)m♪!!頑張ります! (2015年2月24日 21時) (レス) id: d8c38e0ae0 (このIDを非表示/違反報告)
RIRI(プロフ) - 面白いです!最高です!ギネス級www頑張ってください! (2015年2月24日 18時) (レス) id: b6ae059394 (このIDを非表示/違反報告)
はきら(プロフ) - 黒子えれな☆さん» どっちでも大丈夫ですよ(^q^)コメントありがとうございました(^q^)嬉 (2015年2月21日 0時) (レス) id: d8c38e0ae0 (このIDを非表示/違反報告)
黒子えれな☆(プロフ) - はきらさん» コメントする方間違えちゃいました-(^q^)-ハァン!!ほんとは続編のほうにやろうとしてました(^q^) (2015年2月21日 0時) (レス) id: 2e709de854 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はきら | 作成日時:2015年2月1日 20時