涙12粒 ページ14
練習が終わって監督が1軍選手たちを広間に集めてくれた
Tシャツ短パンという格好も指示して集まってもらう
監督の隣に私がいるものだから皆不思議そうな様子だ
今から数値を見れると思うとニヤける←
あ、決して変態的な意味じゃなくて←
「じゃあみなさん…シャツを脱いでください」
部員「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」
まぁこれは予想範囲内だったから私の「眼」について説明する
まだみんな半信半疑だったけどしぶしぶシャツを脱いだ
「3年生はだいぶいいですね。丹波先輩は肘をしっかり治してください。スタミナについては全く問題ありません。一番数値が大きいのは結城先輩ですね、さすがです」
やはり3年生、と言った感じで数値を書きとめながら1人1人声をかけていく
次は2年生
「倉持先輩の脚力は部で1番、ですね。全体のバランスがいいです。御幸先輩、体が硬い。お風呂の後の柔軟しっかりしてください。あと肩のケアも」
倉持先輩は褒められて少し笑う
御幸先輩はそれもわかんのね、と言いながらシャツを着た
最後は1年生3人
「全体的にスタミナなさすぎ。特に降谷君、これからはそのスタミナ不足が課題になってくるから。あと指先への負担が大きいからケアをしっかりね。小湊君は瞬発力とバランス感覚がいいからその分スタミナつけていこう。沢村君は柔軟性があるし足腰もよくできてる」
沢村君は嬉しそうにしてるけどちょっと厳しいこと言おうか
「だからと言ってスタミナ不足は否めないわ。ここぞというときにしっかり力を出してもらえなきゃ困る。それに今はオーバーワーク気味よ」
3人の課題はスタミナ、か
合宿とかでしっかりつけておらわないと……
全ての選手の数値を書き終えて監督からも解散するように言われた
結「相田、もう遅いから送っていく」
「いいですよ、家もここから近いですし」
結「何かあったら大変だろう。オレも通いだし家も近いから」
こういってもらってるしお言葉に甘えて送ってもらおうかな……
「じゃあ、お願いします…」
2人で校門までの道のりを歩く
なんか誰かと一緒に帰るのって久しぶりかも
結「相田はすごい特技を持ってたんだな」
「すごくなんかないです。なんか変だし」
結「そんなことはない。その特技がオレ達の今後に役立つものだしな。誇れる才能じゃないか」
「ありがとうございます…」
皆の役に立てることが嬉しい
?「Aちゃん!」
聞き覚えのあるあの声は…
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彩花 - 鳴がよかった…\`д´/ (2015年3月21日 11時) (レス) id: 7735b59be3 (このIDを非表示/違反報告)
赤音(プロフ) - セリフや出番がすくない、川上センパイが出てきてうれしいです。 (2014年4月7日 4時) (レス) id: 8611c69c54 (このIDを非表示/違反報告)
帥帥 - 莠筝腑蕁障 (2014年4月1日 7時) (レス) id: bcb1f35d3a (このIDを非表示/違反報告)
ヒトゥ(プロフ) - 伊月先輩に一票で!! (2014年3月29日 22時) (レス) id: de9bf68707 (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2014年3月29日 19時) (レス) id: e2b9a2bf53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:迷迷蝶々 | 作者ホームページ:http://mekakusi
作成日時:2014年3月10日 14時