3年前の物語。side A. ページ4
朝篠Aが正式にマネージャーとして入部してから約3ヶ月。
その容姿と快活な性格から、この部で皆に可愛がられる存在になるのはまぁ予想してた。
唯1つ予想外だった事、それは…
「ほい、皆休憩してー」
「赤葦先輩！ドリンクです」
「ん、ありがと」
彼女が何故か俺に懐いている事。
初めて会った日に挨拶した位だったと思う。
後アレか、電車で痴漢されそうになってた時に犯人捕まえた位か。
俺としては大した事してないんだけどな。困った人を助けるのは当たり前の事だし。
でもそれ以来、休憩のタイミング等を見計らって俺の近くに寄って来るようになった。
…同時に俺に大量の視線が突き刺さる原因ともなった。
「相変わらず赤葦は篠ちゃんに愛されてんなw」
「羨ましいくらいっスね」
先輩達にはからかわれ、後輩には何故か羨ましがられる俺。
当の本人は、そんな事無いですよやだなー と太陽の様な笑顔を周囲に振りまく。
「それでさぁ、速攻の話なんだけど…」
先輩達の興味が他所に移ったらすぐに笑顔から一気に表情筋がビクともしなくなる朝篠。
本人から断片的に得た情報では、気の置けない人の前では普通の表情なんだとか。
盗み聞きするつもりじゃなかったけど、“あの日泣いていた理由”を知ってしまった俺は彼女を邪険に扱う事がそうそう出来ない。
彼女は何だかんだいって、俺の近くが1番安心するらしい。
俺も、クラスにいる様な“女子を主張する様な女子”はあまり好きじゃない。
どちらかというと、朝篠とか雀田さんみたいな人の方が…ってのもなくはない。
つまりは、利害の一致ってヤツに1番近いわけだ。
「赤葦さーん！トス上げてくれませんか？」
あ、来た。
朝篠はちょっと嫌そうな反応をした後、いつもの表情に戻った。
声をかけて来たのは朝篠のクラスメートで、現在有望視されている1年の1人。
側から見ても朝篠にホの字…って感じかな。
「…じゃ、次の休憩でね？」
頑張って下さい！と小さく応援してくれた朝篠に手を振り、声を掛けてきた張本人の元へ向かう。
「良いっスね____________」
？何かを小さく呟いていたけれど、良く聞き取れなかった。
「良いっスね。Aの視線独占出来て」
(オリキャラプロフ)
白楼 零斗 Hakuro Reito
梟谷学園中等部 男子バレー部員。朝篠Aとはクラスメート。
Aが好き。むしろ好きじゃ止まらない。独占したい。
過去編のキーとなるキャラ。
3年前の日記。side another A.→←3年前の物語。side K.
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はいる - 夢小説で初めて自分の本名出た…(笑)普通に珍しい名前だったのに…(笑笑笑) (2019年2月2日 17時) (
レス) id: 1ad8a87860 (このIDを非表示/違反報告)
もかぶれんど - 銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» 閲覧ありがとうございます。研磨は神ですね分かります（真顔）。更新は死なない程度に頑張りますね〜 (2018年4月22日 20時) (レス) id: 6e02867360 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - 続き見たいです更新頑張ってください応援しますヨ！アァー研磨ァ〜マジ神！ (2018年4月22日 15時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
もかぶれんど - カルピン☆☆さん» 本当に申し訳ないのですが、以上の理由で御理解いただけると幸いです。 (2018年3月2日 21時) (レス) id: 6e02867360 (このIDを非表示/違反報告)
もかぶれんど - カルピン☆☆さん» 理由と致しましては、出来るだけ台本で無くても伝わる様な内容にしたい、という事と、台本書きでは文字数が勿体無い、という２つがあります。 (2018年3月2日 21時) (レス) id: 6e02867360 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もかぶれんど | 作成日時：2017年10月8日 9時
