【呪術廻戦】さとるくんは元気です！

20 さとるくんと生きたい3 ページ20

20 さとるくんと生きたい3




目が覚めると見覚えのある天井





高専の医療室だ……
ベットから起き上がろうとすると背中の皮膚が引っ張られる感覚に顔を歪ませる




そうだ…呪霊に背中やられたんだった……
傑も来てくれて安心して私……




『さとるくん！！』




ガバッと起き上がるとAの手を両手で握りしめるさとるくんが、スヤスヤと寝息を立てていた

Aはさとるくんのそっと頭を撫でる





いる……ちゃんといる……




家「おはよ〜」




『硝子、おはよ。って言ってももう夜じゃんどんだけ寝てたの私』





家「まだ1日は経ってないよ。気付いてるとは思うけど背中の傷、跡は残っちゃうよ」




『やっぱ？そんな感じした……あー悔しいな〜
背中の傷は剣士の恥だ』






悔しがるポーズをとると家入硝子に海賊王になるつもりか？とツッコミを入れられる



怪我をしたのが私だけで良かった
さとるくんに何かあったら…元の体に戻る云々以前の問題だ





本当に良かった





家「今日はここで寝な。悟も」




『さとるくんは傑の部屋に連れてってあげてよ
医務用ベットかったいじゃん』





家「嫌だよめんどくさい。悟だって寝ちゃうまで付き添ってくれたんだから良いんじゃない？」




そう言うと、手をヒラヒラさせて医務室から出て行った


確かに、もう夜遅いし傑の部屋に行くのも野暮か

さとるくんを起こさないように抱き寄せると一緒に布団の中へと潜り込む




子供って暖かい……




Aはさとるくんの体温を感じながらゆっくりと瞼を閉じた

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