【呪術廻戦】さとるくんは元気です！

21 さとるくんとピクニック ページ21

21 さとるくんとピクニック





暖かい季節になり色んな種類の花たちが太陽に向かって開花し周囲の人達を笑顔にさせる




さ「Aー！はやくー！！」




『さとるくん足速いよ。ほんとに子供か？』




夏「将来最強志望だからね、体力は人並み以上だと思うよ」




『末恐ろしい子……あれ、硝子は？』




夏「喫煙所」




『折角、ピクニックに来たのに花よりタバコかい』






硝子らしいといえばらしいが、季節を楽しむのもいいんじゃないかと思う
タバコなんて味以外変わり映えしないのに…体に悪いし……

硝子に何度か禁煙を勧めたが聞く耳を持たれず…
まぁ、硝子の事だし自分自身に影響出てきたら辞めるだろう






適当な場所にシートを引いて腰を下ろす

さとるくんは夏油傑と滑り台やブランコ、鉄棒にぶら下がって遊んだりしている






こっから見ると育メンパパのようだ

傑は優しいし、将来良いお父さんになるんだろうな
あ、シーソーに移った……傑が意地悪してさとるくん側が降りてこなくて怒ってる
仲良いな〜






パシャリ







記念に1枚





さ「Aー！おなかすいた！」




『おかえり〜じゃあご飯にしよっか！』







お弁当を広げているとタイミング良く家入硝子が帰ってきてシートに皆が座る






家「なんか遠足の気分」





夏「遠足もピクニックもあまり変わらないからね
何年ぶりかな、こういうの」




『確かに子供の頃以来、来てないかも…やめよ、自分達が年寄りみたいじゃん！』




さ「はやくたべよーよ！」





さとるくんにせがまれ「はいはい」と答えると
一緒に手を合わせて元気よく「いただきます！」
と言うとおにぎりを頬張った





さ「おいひ！」





『ふふっありがとう、沢山あるからいっぱい食べてね』




さ「うん！」






ぷにぷにした頬にご飯いっぱい詰め込んで美味しそうに食べる姿に微笑んでしまう






夏「ん、この唐揚げ美味い……」




家「ほんと、食堂のより美味しいかも」





『そうでしょ？！隠し味にオイスターソース入れてみたんだ〜 ハンバーグも食べてみて！こっち味噌が少し入ってるんだよ』






気づいてくれた事が嬉しくてつい熱くなってしまう
そういえば誰かに手料理を食べてもらうのは初めてかもしれない

.

22 さとるくんとシロツメクサ→←20 さとるくんと生きたい3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す