【薄桜鬼】 最期の刻を貴方たちと共に・・・【余命】

沖田総司　：　番外編 ページ43

(沖田side)

沖田「暇だなぁ…」

　 特にする事もないし、どうしよっかな〜

貴方「総司ィィィ！」

沖田「（人１）ちゃんどうしたの？そんなに慌てて…」

貴方「近藤さんが今日はどっかに出掛けて来ていいって！」

　 だから一緒に街の方へ行こうと言う（人１）ちゃん

　 まぁ、暇だったしいっか…

沖田「いいよ、じゃあ行こっか。その代わり条件があるんだ♪」

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貴方「あのさ総司、何で出掛けるだけなのに女の子の格好しなきゃダメなの？」

沖田「ん〜♪だってそっちの方が楽しいでしょ」

　 だって可愛いし

沖田「（人１）ちゃんさ、何か欲しい物とかないの？」

貴方「ん〜、団子は食べたいけど…欲しい物は無いかなぁ」

沖田「え〜…。あ、これなんかどう？」

　 僕は（人１）ちゃんに似合いそうな櫛を差し出した

　 それは蝶の模様が入っている櫛だった

貴方「そんな高そうなのいいよ！私なんかが着けたらもったいないよ(＞д＜)」

　 そう言って店とは逆の方へ走って行った

沖田「いらないなんて言っても僕は買っちゃうけどね」
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　 さてと（人１）ちゃんはどこに行ったのかな…

　 まぁどうせ団子屋さんかな

　 そう思って団子屋の方へ行くと（人１）ちゃんの姿が見えた

沖田「（人１）ちゃん！」

貴方「やめてくださいってば！離して！」

男１「お嬢ちゃん可愛いねぇ〜」

男２「ちょっと俺達と遊びに行こうぜぇ」

　 浪士達に囲まれている（人１）ちゃんがいた

沖田「ねぇやめてくれるかな？僕の大事な女の子なんだ」(ニコ

男１「あぁ？何だ、てめぇ」

貴方「総司！」

男２「おいやめとけ！こいつ新選組の沖田総司だぞ！」

沖田「そうだけど、どうする？まだ、何かある？」

男１「くっ、覚えてろ！」

沖田「大丈夫？」

貴方「助けてくれてありがとう。この格好じゃ、少し動き辛くてさ…」

　 そういうことだったんだ…

　 普段の（人１）ちゃんならあんな人達、瞬殺だもんね

沖田「ごめんね、僕のせいだ」

貴方「そんな事ないよ！私楽しかったもん！」

　 優しいね…

沖田「これ、今日のお詫びって事で…」

貴方「これあの櫛!?いいって言ったのに！」

沖田「だって（人１）ちゃんに似合いそうだったから」

貴方「ありがとう、総司大好きだよ！」


　 僕も大好きだよ…

　 いつかこの想いが届くといいな…

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