元ヴァンパイアの妹２【おそ松さん】

考え方 ページ6

一松side



僕はさっきよりも静かになったトド松をギュッと抱きしめた


トド松「うぅっ…グスッ……」


一松「ねぇ、トド松」


返事などない。別に返事なんて期待してなかったけど


一松「俺さ、Aが記憶をなくしてよかったとおもうんだよね…」


さっきとは違う考え方をした


一松「Aが死んじゃうより…致命傷をおうより断然いいと思う」


トド松がゆっくりと顔を上げ、此方を見る


一松「Aがどこか致命傷をおって生きるのに不便になるより……死んでしまって帰らぬ人となるより……断然いいと思う。………記憶喪失なら記憶を思い出せばいいじゃん…難しくても…何年かかっても…致命傷よりも死ぬよりも断然いいよ」


僕はそう言って、空を見上げた


いつの間にか日はおちて、暗くなっていた


トド松「……うん、そうだね！」


僕はトド松の返事にちょっと違和感を感じた


……もしかして自分を作ってる？


十四松みたいに我慢してる？


一松「だからと言って自分の気持ちを殺しちゃだめだからね…」


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チョロ松「………本当にすごいよ…」

天才→←嫌だ

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