破面、始めました。2 (ページ4)

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暫くオリジナルです
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翌日の朝10時頃
僕は早速、浦原商店に訪れた

雨「あ…Aさん、おはようございます」

『おはよう雨、ジン太…浦原さん居る？』

ジン「店長なら中だぜ」

いつものように2人を軽く撫で、商店に入る

浦原「いらっしゃい、Aサン」

『おはようございます』

浦原「まぁ、とりあえず座って下さい」

促すような言葉に従い腰を下ろすと奥から鉄裁さんがお茶を持ってきてくれる

『いつも有り難うございます』

鉄裁「いえ…こちらこそ日頃から店長がお世話になっておりますので、お気になさらず」

浦原「ええ…何スか、もう……」

少し話しつつお茶をいただく…鉄裁さんの煎れてくれるお茶はとても美味しいと思う

浦原「…さて、早速っスけど…… 夜一サンたちが尸魂界へ向かっている約2週間について、改めて話しましょうか」

浦原「…アタシもやることがあるっスから毎日は難しいですが、出来る限りお相手しますよ」

『そうですね、私もしたいことあるので…週３日くらいでお時間いただけますか？』

虚圏に帰ったり、竜貴とも会いたいし

浦原「そうっスね…それくらいの頻度であれば丁度良いと思うっス」

『…じゃあさっそく……』

浦原「ハイ、地下に降りましょ」

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浦原「まずはそのまま戦ってみます？」

『そのままって…人間のカラダで、ですか？』

浦原「そうっス！」

…いや、さすがに死ぬんじゃない？

『人間の身体能力を模して作られてるので…正直かなり弱いですよ』

浦原「まぁまぁ、手加減するっスから」

『…はぁ、死んだらすみません』

わざとらしく溜息を吐きながら斬魄刀を実体化させて浦原喜助から距離を取る

浦原「おや、アナタの斬魄刀…短いんスね」

『…こちらの方が扱いやすいので』

浦原「…まぁ確かに、身の丈には合ってるんじゃないっスかね」

わざとらしい挑発を無視して間合いを見計るが、驚くほどに隙が無い
無駄話をする余裕さえあるのだから悔しいが傷をつけられるかすら怪しい所だ

『……』

浦原「掛かってこないんスか？…それなら、アタシから行きますよ」

瞬歩を使って仕掛けてくる浦原喜助の攻撃をギリギリ避けて反撃するも、ひらりと躱される

『…っ！』

浦原「避けてばかりじゃ勝てないっスよ」

続け様に繰り出される攻撃を避けつつ反撃の機を伺う…戦闘経験の差なのか隙がまったく見付けられず焦る気持ちを抑えて考える

…スピードは僕の方が上だ

『はっ…！！』

浦原「！」