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君の時間は止まったまま。 ページ7

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梵天 軸 薬使用描写有り


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九井 side






今でも思うことがある。




Aを連れてきてよかったのか、って。
ここまで堕としたのは俺なのに、



これで良かったのか、って。







ずっと、ずーーーーっと考える。






三途「なぁ、九井。
オレのヤク知らね?」



九井「知らねぇ。」

三途「そこに置いといたんだよ、結構弱めの。
まぁ、飲んでも死にやしねぇけど。」







「タブレットみたいなやつ?」






そう声をかけたのは、
どこか、どこか?どこか、



遠くを見ているようなAで。








三途「お前まさか、」


「たべたぁ!」






って、笑いながら、俺の元に来るから、
顔をのぞきこんだのなら、



笑ってた。


害はない感じか?





いや念の為、医者とか、
これで沼に入り込んだら、やばい。






「ここのいくんだ、
いぬいくん、まだかえってきてないの?」







いぬいくん、の言葉に、
脈が止まったかと思った。



冷や汗が、背中を伝う。








これは、だめなやつだ。








「いぬいくんかえってきたらぁ、
さんにんで、おかいものいこうねぇ!」




九井「A、」


「かえりにぃ、
たいじゅくんにおみやげもかわないと、すねるから。
ゆずはちゃんたちにも、かってかえろうねぇ?
それでぇ、いつもさんにんですごしてる、
ひみつきちにもどってぇ、」







九井「Aっ、」




「いつもみたいにぃ、さんにんでぇ、
そふぁにすわって、ねてねぇ、」








九井「…………………………A、」









「ずぅっと、いっしょにいようねぇ、さんにんで。」









涙しかこぼれなかった。
ずっと、ずっとそうだ。



Aの中では、

あの日から時間は止まってる。






あの頃に戻りたいと、願っているんだって、
わかっていても、


俺は後戻りが出来ないし、







Aがいないとダメな程に、依存してる。







三途「…………………っだらねぇ、
おい、クソアマ、今度飲んだら殺すからな。」



「さんずくんもぉ、むーちょくんとぉ、
けんかばっか、だめだからねぇ、」







頭を撫でられて、
それを振り払っては、目を逸らしていた。



そんなAの腕を掴んで抱き寄せて、







ただひたすらに、俺は。







九井「ごめんな、」








謝ることしか出来なかったんだ。
変わらないお前だけが、




隣いたんだ。

ーー。→←ーー。



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阿恵 - このお話の続きが見られて嬉しいです 更新頑張ってください (9月16日 16時) (レス) id: f862afcdc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことり | 作成日時:2021年9月15日 14時

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