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初めてあった時は、
出所した時だから、
察してた。
何かやらかしたんだなぁ、って思うけど、
顔が綺麗だった。
人が一目惚れをするときは、
元カレとかに似ていたり、
前の彼氏と正反対だとからしい。
どこか、似ていた。
初恋の人に、どこか、
似ているなぁ多分って感じで。
なんの思い出もないのに、
私が目で追いかけてた男の子に似てる。
だからきっと、
高鳴るこの鼓動を説明するなら、
その人に似ていたからなのかな。
性格なんて、正反対だし、
暴力とかとは縁がなかっただろうし、
むしろヒーローの立ち位置だった。
でも、乾くんは、ヤンキーとかの類だから。
あぁ、わからないなぁ。
人を殴ろうが、鉄パイプでぶん殴ろうが、
正直な話、名前も知らない人間だから、
どうでもよかったりする。
ねぇ、知ってる？
私が3人と絡むだけで、
アバズレだのなんだの言われるの。
まじで、ごみ。
馴染めてないんだよ、私。
皆して、私の事普通って言うけど、
そんなことない。
家庭は普通だけど、それ以外はそんなことない。
｢十代目黒龍、結成ですか！｣
大寿｢女は入れないからな。｣
｢いや、入らんし、元から。｣
乾｢弱いしな、A。｣
九井｢頭も悪いし。｣
｢九井くん、すぐバカって言うよね。
バカって言った方が馬鹿なんだよ、知ってた？｣
九井｢そのセリフがバカ丸出しなんだよ。｣
って、おでこをぺしっと叩かれても、
痛かったから、
あぁ、男の子なんだなぁって思った。
まぁ、それはそうなんだけどさ？
｢3人とも身長高いから、
縮めばいいとか毎日思う。｣
大寿｢ちびすけ。｣
乾｢高くても不便だろ。｣
｢高いもの取れないんだからね！？｣
ただえさえ高いのに、
ヒール履いてた乾くん、身長高かったなぁ。
おまけに、よくあれで歩けるし、
階段登れたよね。
試しに、お母さんの昔のとか履いたけど、
速攻で転けたもん。
むしろ歩けなかったし。
手を伸ばして、九井くんと乾くんの、
髪の毛に触れた。
いい匂いがした。
｢んふふ、｣
九井｢なんだよ。｣
髪の毛、伸びたし、切ったなぁ。
割とすきだから、このままにしてほしい。
｢髪色、変えないでね。｣
私が見つけられるために。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乾青宗との出会い。[ 終 ]
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月兎(プロフ) - あぁもう涙…ほんと最高ですありがとうございます (2023年1月30日 6時) (
レス) @page16 id: 720c1829f9 (このIDを非表示/違反報告)
愚民 - 笑いあり、涙あり。最高すぎます🤦♀️更新楽しみに待ってますｯｯ！ (2022年7月20日 21時) (レス) @page20 id: 59cc64d62b (このIDを非表示/違反報告)
阿恵 - このお話の続きが見られて嬉しいです 更新頑張ってください (2021年9月16日 16時) (レス) id: f862afcdc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年9月15日 14時
