不純恋愛【呪術廻戦】

第十四話 ページ14

「やっほーい、虎杖」





虎杖は、今地下の部屋で映画鑑賞をしている







「え、A！」




私は特別に虎杖の生きている事実を知っている、唯一の生徒という説明をする









ﾀﾞﾝ







今、現在進行形で虎杖に壁ドンされている



てか、これ、宿儺…？








「…虎杖……じゃなさそうだね」







「…クッ…クッ…この小僧の真似事をしてみたが、流石だな」






宿儺は、壁ドンの状態をキープしたまま、特に手を出してくる様子もない




「何の用件で」









「別に要件という程でもない…ただ……お前に興味がある」







そういって、私の髪の毛に口づけした








「な、なにして」






「ほほう、案外初心じゃないか……そういう女は嫌いじゃない｣









唇を長い爪で優しく触れられる






彼の力で体が強ばる









「おい、お前、勝手に出てきやがって」





「…チッ…この小僧め」








「い、虎杖…？」





「わりぃ…怖がらせたよな、」





虎杖は優しく私の髪を撫でた






宿儺とは全然違う





優しさで溢れてる、





陽だまりみたいな人

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