検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:312,702 hit

にゃあ! ページ15

Aside




中村 茅野「Aーーーーーっ!!!!」


貴「うっ…2人ともやほ!」





莉緒ちゃんとカエデちゃんを抱きとめて
周りを見渡せば薄暗い映写室のような場所っ
E組が全員集合していた。







烏間「梓菜さん、済まない。
あのタコの仕事の残りを片ずけるまでに
時間がかかってな。

これが俺の連絡先だ、登録しておいてくれ」






会って早々に真顔で連絡先を渡されるものだから
驚いた。







潮田「烏間先生、なんで僕達を集めたんですか?」


烏間「…あ、あぁ。忘れていたな
アイツが消えていく時に空へ消えていったあの
光が梓菜さんの髪についていた、ので

あの卒業式のあとにそれを貰って厳重に
保管をしていたんだ。

それが一昨日急に瓶を抜けて飛んでいくから
部下にそれを追わせたんだ」









あの光る殺せんせーの成分は調べても
何かもわからないものだったらしく
ただただ保管されるだけだと聞かされていた。

それが動き出したとなればまだ何かがある、
そんな気がした。








烏間「それを追えばある1人の人間に
入っていくのがわかった。」


潮田「人間…?」


赤羽「奥田さん、なんかわかる?」


奥田「特に、私にも分かりかねます」









貴「…殺せんせーはまだ生きてる?」






でも殺せんせーの心臓は渚が刺して
終わったのに、そんな筈はないけれど

私は不意にそんな言葉を発した。

殺せんせーの人間だった頃の写真が
あれば私は分かるのに。








貴「…黒に近い茶髪でしたか?」


烏間「梓菜さん?」


貴「烏間先生の部下の人が追った方は黒に近い多少癖毛の茶髪でしたか?少し童顔で、それでもって黒目で色白なひょろっとした感じの」


茅野「A?急にどうしたの?」








カエデちゃんが私にそう聞いてくるが
烏間先生の返事を黙って待つ。

1回花屋さんの死神が話していたことがある。
烏間先生と死神が戦う1時間ぐらい前。



_____あの生物は僕の師匠なんだ。



その時に見せられたのはアジア系の顔立ちをして
本を読んでいる黒髪の男性だった。

微かにこちらを見ていた目は殺せんせーの
面影があったような気がした。









烏間「そ、の通りだが?」


貴「!…烏間先生、その人を直ちにここに呼んでください!!殺せんせーなんです!…死神の…」


奥田「Aちゃん?」





烏間先生は部下の人とコンタクトを取り
明日中までに何とかしようと眉を八の字にして
笑った。

にゃあ!→←にゃあ!



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (114 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
405人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:★猫魔女★
作成日時:2018年7月11日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。