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2日目の朝も早い
いつもより何時間も早い
みんなの起きる時間に合わせてご飯を作る
お風呂を洗う、
くそお、体力のなさを痛感する…、、、
『はあ、はあ、』
沖「アンタ、意外と体力ないんですねィ
そんなんじゃ、老いてくのも一瞬でさあァ」
『そ、総悟くん
老いてかないし
体力だって今からつくし、、たぶん、
それに私はAちゃんです。』
あら、やだ。また軽蔑の目…
『ごめん、ごめんって、、』
沖「そういやァ、
昨日、風呂のみはりをしたの
土方の野郎だったらしいじゃないですかィ」
『あれ、無視?
…あぁ、そうそう
見張りしてもらった』
沖「なんかあったんですかィ
あの、鬼の副長が
今日は朝から機嫌が良かったんですが」
『なんか、、?
え、特にはなにもないんだけど、、
気のせいじゃない?』
沖「いや、あれは見間違いなんかじゃねえですぜィ
…、、アンタ、もしかして
天然たらしとかそういう部類の、、、」
『なんでそんな汚らしい目で見るの
言葉と
いや、本当になにもないよ、少し話しただけ
…、あ、もしかして
近藤さんと土方さんの仲を褒めたのが
嬉しかったの、か?』
沖「仲?」
『そうそう、
私の知らない土方さんを知ってるなんて
近藤さん羨ましいです、
みたいなことを言った気がする』
沖「ふーーん、」
『なんで聞いといて興味なさそうなの』
沖「まあ、いいでさあァ、
貴重な情報ありがとうごぜィやす」
そう言ってひらひら手をあげて戻っていく
『なんなの、
なにしにきたの…、、』
気になるけど、、、
そんなことを考える暇がないほど忙しい
やることは山積みだ
宇宙からきたという
やたら規模の大きなウイルスは
隊士たちの体力をどんどん奪っていく
山「これ、、大丈夫なんですかね、
治りますかね、、」
『私、医者じゃないからわからないけど
熱が高い方は今日は、踏ん張りどきだと思う…』
そんなことをしているうちに
あっという間に夜になる
今日はお風呂の後もみなさんの様子を見に行こう
なんて考えてると
『あれ、、?』
寝静まったはずの部屋の明かりが
一箇所だけついていた
こんな深夜に、
『確か、あの部屋って…、、』
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月8日 16時