. ページ39
.
(コンコン
『あの、すみません、Aです』
「あ?、どうした、こんな遅くに」
『ああ、やっぱり土方さんのお部屋だったんですね』
土「どういうことだ?」
『さっきお風呂場から
明かりがついてるのが見えたので…
こんなに遅くまでお仕事ですか?』
土「ちょっとやることが溜まっててな、、」
そういう土方さんの机も畳の上も
膨大な資料で埋め尽くされていた
『やることって、、、
これ、全部ですか?』
土「ああ、、、
そんなことより、アンタも早く寝たらどうだ
こんな時間までなんてお互い様だろ」
『そうですね、、
少しだけみなさんの様子見てから寝ようと思います』
土「あいつらか、、、
すまねぇな、こんな時間まで仕事させちまって」
『あはは、、
こんな時間まで仕事してる土方さんに
心配されるなんて、』
土「…、はっ、違いねえな」
そう言ってまた机に顔を向けた土方さんの横顔は…
笑って見えた…、気がする、、、
土「なんだ?さっきから人の顔ジロジロ見やがって」
『あ、や、いえ、、
お夜食作ってきたので良ければ食べてください
ここ、置いておきますね、
あまり、ご無理なさらないように』
そう言って扉を閉める
少し驚いた顔をした後
「ありがとな」
扉越しに聞こえた
.
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月8日 16時