手塚と大石 ページ8
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「キャーーっ手塚先輩っ」
「かっこいいーーっ!!!」
女子達の黄色い声を横流しにAは今日も仕事をこなしていく
近くのAコートでは手塚と大石が試合していた
『(…大石だって……!)』
幼なじみとして大石が何も言われてないと悔しいのだ
むんっと膨れながらドリンクやタオルを運ぶ
「あ、井上先輩!あの子って…」
「ん?あぁちょうど良かった彼女に聞けば大体わかるだろう」
声援に混じりそんな会話が聞こえてきた
「ねぇねぇ貴方テニス部の美人マネージャーよね!」
『…?美人かどうかは知りませんがマネージャーですよ』
Aは容姿端麗な為、中学テニス部ではちょっとした有名人なのである
「あ、私"月刊プロテニス"の編集の芝砂織よ」
そしてこっちが…
「同じく編集の井上です。よろしく」
『マネージャーの朔間Aです』
《ゲームウォンバイ 手塚! 6-1!》
芝「えっ!もう終わっちゃったの!」
井「流石は手塚くんだな…」
むんっ
『大石だって強いです』
では、とスタスタ歩いていくA
芝「あらら…怒らせちゃったかしら」
井「彼女にも取材しようと思っていたんだが…」
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『お疲れ 二人とも』
二人に冷えたドリンクを渡す
大「ありがとう!」
手「感謝する」
ぐびぐびと飲んでから大石は口を開ける
大「やっぱり強いな…手塚は」
『もう…大石も負けてないよ』
手「あぁ」
大「…こりゃ大変…二人して褒めてくれるなんて」
『別に…褒めてないわよ!!』
手「…乾たちはどうなっている?」
『今のところは乾がリードしてるわ』
大「いくら海堂に勝ったからって乾には勝てないかもな」
『どうだろう?』
Aは面白そうに微笑んだ
『あの子試合中に成長してるわ』
乾のデータ、どこまで持つかしら
『それじゃ私、行くわね』
大「手塚もAみたいに笑ってみたらどうだ?」
手「…笑っているつもりだが…?」
大「(こりゃ大変…)」
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無糖(プロフ) - 白さん» わああ!ありがとうございます!嬉しいです!更新頑張ります!! (2020年7月30日 10時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
白 - 凄く面白くて夢主ちゃんも凄く可愛いくて大好きです。これからも更新頑張って下さい!応援してます^ ^ (2020年7月29日 20時) (レス) id: d299243d91 (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - カリンさん» 了解しました!応援ありがとうございます!頑張ります!! (2020年7月25日 18時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - 無糖さん» なるほど…!機会があれば朔間兄弟出していただけると嬉しいです…!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年7月25日 12時) (レス) id: 85cfcf0d25 (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - カリンさん» 一応考えてます!零さんよりちょっとだけ日光に強いくらいですかね…!血はウェッってなっちゃいます笑 (2020年7月25日 9時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無糖 | 作成日時:2020年7月16日 7時