【銀魂】女隊士と愉快な仲間達７５

３５２０話 ページ9

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「完熟のその先に、完璧なる美味が広がっていると教えられたので、私は更に熟らすことにしました」

土方「･･････」

「以上です」

土方「だと思ったわ！！結局何も事件なんざ起きてねェじゃねェか！！」



再び足を立て、豪快に刀を抜こうとする土方さん。
横で必死に抑える近藤さんは、これからあの匂いに誘われて果物を食そうとしていたらしい。ショックに打ちひしがれている。



「起きたじゃないですかカエルの卵事件が！！」

土方「それはもうカエルの卵の話だろ！！パッションフルーツどこいった！！」

「何ですかあ、期待してるんですかあその先を」

土方「･･････もういい、総悟、連絡事項言え」

沖田「無ェ」

土方「揃いも揃って･･････！！」

近藤「トシィ！落ち着け！！」

土方「止めるな近藤さん･･･俺はコイツらをぶった斬らなきゃ気が収まらねェ！！」



呑気に鼻をほじっている沖田をふざけて真似ようとすれば「もう二人とも！挑発するのはやめなさい！」と親のような口調で叱ってくる。そこに、怒気などは何も満ちてないけれど。



「まあまあ落ち着けトシ。カエルの卵だろうと、君にとってはマヨをかけたら一緒だろう？」

土方「マヨへの冒涜だ！！」

沖田「まあまあ落ち着けトシ。マヨの中にカエルの卵、かっこマジを入れといてやるからよ」

土方「ンなことしたら今度こそ息の根止めんぞ！？つーかさっきから誰なんだよお前らのその声真似は！！」

「「舘ひろし」」

近藤「俺じゃないの！？」



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