【銀魂】女隊士と愉快な仲間達７５

３５４８話 ページ37

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桃太郎「こっ、これはァ！普通にアレっスよ、フカヒレってあのフカヒレじゃなくてあっちのフカヒレです！！」

「後半には『フカヒレ 彼女』『フカヒレ 女隊士 彼女』『フカヒレ 整形』などとあるのはどう説明するんだ？」

桃太郎「ち、違うったら違うんですもん！！」

「はァん？じゃあ私が『桃太郎 嫌い』って調べてて明らかにお前のことだって分かっていても『これはお前じゃなくて昔話の方の桃太郎です！』って言ったら納得すんのか？」

桃太郎「するわけないでしょ！！」

「それと一緒だわボケェ！！」



人の友達を嫌いだとか検索するようなクズは、どんどんと追い詰められてやがて言い訳すらせずに、頬をふくらませていじける。

やけにフカヒレくんを敵対視する桃太郎に当然、普段から呆れていた。そして目を瞑っていた。だがしかし、丁度あの食堂のカツ丼を明日の昼にでも食べに行こうかと思った矢先にこれを見てしまったのである。

流石の私も、黙ってはいられず。



「直近一時間の履歴だったからな？一緒に謝罪に行こう」

桃太郎「えぇ！？イヤっスよ！！別にアイツに迷惑なんざかけてねェじゃないスか！！」

「迷惑かけてなきゃ陰で人の悪口言ってもいいのか！？バレなきゃ犯罪してもいいのか！？」

桃太郎「いィやァだァア！！イヤですゥ！！だって嫌いなんですもん！！正直なだけですもん！！」

「知らんがな！！さっさと行くぞ！！」



そう言って、朝食終わりの見回り時間。
早めの昼食がてら食堂へ向かうと『家族旅行につき、定休日』と記してあったのだった。



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