【銀魂】女隊士と愉快な仲間達７５

３５２２話 ページ11

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「まあ、私もね。アンチ恋愛映画的なとこあったけど、ちょっとだけ意見は変わったから感謝してるよ」

桃太郎「待ってください何エンディングに入ろうとしてるんスか？終わりませんよ？」

「私の中じゃもうスポンサー流れてるよ」

桃太郎「はやっ！！」



最終的に、二人がキスをしたのか、付き合えたのかは謎のまま映画は終了した。今世紀最大のミステリーを残した、悪く言えば不完全燃焼クソであったのだけれども。



「結局のところさ、キスしなくて良かったぁって思う自分もいるわけよ」

桃太郎「分かります。あの二人が頭に浮かんでしなあないスもんね」

「･･･でも、ちょっとだけ」

桃太郎「ちょっとだけ？」

「あのもどかしい続きは、あの二人で再現できるんじゃないかって思っている自分も、いないことはないんだ」

桃太郎「名案過ぎる･･･」



こうして、私達の悪ノリが加速する。
本日、五月二十三日は映画にも登場したキスの日の当日なのだ。つまりは、つまりは。
･･････今しかない、的な。



「ドルチェアンドガッパーナ作戦、決行してみようよ。ほら、神楽ちゃんには申し訳ないけど、沖田のことは懲らしめたいし」

桃太郎「キスアンドアーモンドです」

「でもなあ！うーん！悩ましい！そういうシーンがあると色々な意味で不味いんだよなあ！いっそのこと、キャッチアンドリリース風の映画でも本気で撮ってみる？」

桃太郎「キスアンドアーモンドです」

「そういう系が苦手な人でも楽しめるようにしないとな･･･そうするとアルティザンアンドアーティスト関係なくなるか･･･」

桃太郎「キスアンドアーモンドです！！」



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