【黒バス】霊感少女が帝光中に！？ ☆第２章☆

３３霊 ページ10

貴「・・・」

父「・・・Aなんだな？」

母「・・・？」

貴「こくん)・・・」

父「・・・本当に・・・Aなんだな？」

なんなの・・・？何回も私って言ってるのに・・・

まだお父様は私を疑ってる・・・

父「・・・あそこの２人を助けてみろ・・・」

・・・っ！？もうやったのに・・・

貴「・・・った」

父「・・・？なんだ？」

なに・・・？聞こえなかったの？聞こえるよう言ったのに・・・

貴「もうやったよ！！！」

父「嘘だろ？」

嘘じゃないのに・・・

貴「嘘じゃない！現にキセキの５人は気が付いたじゃない！！」

父「・・・」

貴「なに・・・？まだ疑ってるの！？」

なんなのよ・・・ッ皆して・・・

貴「じゃぁ私しかできない術使う！！」

父「それはダメだ」

貴「じゃぁどうすれば疑いが晴れるの！？」

父「・・・ッ」

貴「もういい！私はアノ術を使う！」

貴《この生きとし生けるもの達よ！！我に答えよ！そして我に力を貸したまえ！！！》

雀『どうしたの？』

カラス『どうしたんだ？』

鷹『あぁ我らの生命を使いたいんだな？』

貴『こくんっ)でも少しでいい・・・残りは私の生命を使う』

鷲『でも、そしたらお主の生命が・・・』

貴『あと少しになってもいい・・・私は信じてもらえてないんだもん』

猫『だめよ！私の生命を使って？貴女はまだ若いのよ？』

貴『ううん。これは私の決めた事だから』

犬『でもリスクが・・・』

貴『大丈夫・・・』

貴『じゃぁいくよ？』

全(動物)『コクンッ)』

貴《我らの生命を捧げよう・・・風の神・・・風龍よ・・・彼らを救い給え！！！！》

これで・・・さつきたちは助かる・・・

さ「・・・」

黒「・・・」

お願い・・・目を開けて・・・

貴「ハァッハァッ」

貴「ぐっ・・・」

あぁもうダメだ・・・意識が・・・

フラッ

ドサッ

貴「さ・・・つき、黒子く・・・ん」

そして薄れていく意識の中、２人が目を覚ましたのを確認した

さ「・・・ん！・・・！！！」

黒「・・・さい！・・・い！！・・・！！！」

２人が何か言っていたけど私は何も聞こえなかった・・・

でも

気を失う直前に

『ふふっあ〜ぁ魂戻っちゃったんだぁ・・・残念♡まぁいいか姫様を手に入れることが出来るなら♪』

この高笑いする誰かの声が頭の中に響いた・・・

葉『ふふアノ時姫様の幻覚見せててよかったわ♪ねぇ？愚かな皆さん♪この姫様は本物なのにすごく疑ってたわよね？そのおかげで＿』

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