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第8話 ページ9

自分の口で・・・



あ「ッ!?」


 

そして唇を離す


 


土方「もうあの時みたいにはならねぇ。ならせやさせねぇ。
だって・・・またこうやって会えたんだぜ?」


 


土方はAに微笑んだ。やさしく・・・。


 


あ「・・・ほんと・・・?」


土方「あぁ」


 


今度は優しく、キスを交わした


 


 


 








 


俺は立ち上がる。


 

土方「・・・屯所に戻らねぇとな」



 

その言葉で、少しAは動揺していた


 


土方「そんな顔すんな。俺がうまくやる」


あ「・・・でも・・・」


土方「総悟や近藤さんにはもちろん言わねぇ。俺を信じろ・・・
誰にも見つからないようn――――」


 


俺は言葉が詰まった
そして驚愕した

公園の入口に・・・

 

総悟が立ち尽くしていたから・・・


 


あ「・・・あ・・・あぁっ・・・」


 


Aは絶望に落ちたような声を漏らす


総悟が、俺たちに向かって歩いてくる



――――――――逃げるべきなのか・・・。

俺はとりあえずAを守るように
Aの前に立つ

そして総悟を睨んだ


 

沖田「・・・へぇ〜」


 


土方の目を気にせず、口角を上げる沖田
何かを企んでいるような表情


 

沖田「あんた、また脱走したんですかィ。どんだけ俺らに迷惑かければ
気が済むんでさァ。こんなニコチン野郎のために城抜け出して・・・」


あ「っ・・・」


沖田「・・・・・鉄の愛・・・なんですかねぇ・・・」


 


そう呟いた沖田は、遠くに見える城を見つめた


 


沖田「・・・興覚めでさァ」


土方「・・・あ?」


 


沖田はAを見る


 


沖田「俺ァテメーが姫だとか偉いとか関係なく今まで通り過ごす。
わがままなアンタに手ェかしてやるんでさァ。
ありがたく思え」


あ「・・・沖田くん・・・・・」


 


沖田はAの頭を、ポンッとたたき
屯所に一人帰って行った


 


土方「・・・」


 


あの総悟が・・・俺たちについてくれるのか?



 

あ「・・・よかったですねっ・・・土方さん(ニコ」


土方「あ、あぁ・・・」



 

総悟が認めたってことは・・・

 

―――――近藤さんも・・・?

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設定タグ:銀魂 , 神威 , 坂田銀時   
作品ジャンル:恋愛
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楓咲@陽菜(プロフ) - はじめまして!すごく心打たれました!こんな作品まってたんです( ̄▽ ̄)面白かったです! (2015年9月7日 0時) (レス) id: abe8f6f200 (このIDを非表示/違反報告)
のに - とっても面白くて大好きです!次の更新待ってます (2015年7月2日 21時) (レス) id: ab600aeaf6 (このIDを非表示/違反報告)
バドミユ - twitter始めました!『@53_3yu』ですね。更新遅れててごめんなさい・・・ (2014年1月10日 21時) (レス) id: f3d14f9184 (このIDを非表示/違反報告)
歌音(プロフ) - Twitterフォローしたいです! (2014年1月10日 9時) (レス) id: 35d1000f69 (このIDを非表示/違反報告)
バドミユ - (´・ω・`)(´д`)みたいな人s>確かに少し焦って更新してますね;誤字とかあるかもしれません(>_<) (2013年11月27日 11時) (レス) id: f3d14f9184 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バドミユ | 作成日時:2013年3月30日 18時

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