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父親 剣城 ページ34

博麗神社ー

「ただいまー。」

異変が終結して1日後ー
剣城は幻想郷へと帰ってきた。

「遅かったじゃない。」
「悪い悪い。」

出迎える幽香。

「全く…ほら、これ。」
「うっし!」

剣城は何かの紙を幽香から貰う。
ー現在エントリー受付中のイベントである、「大決闘祭」のエントリーシートであった。
剣城はそれに必要事項を記入していく。

「うっし、これでOK。」
「よし、それじゃあ行きましょうか。」
―――――――
博麗神社を出て歩きながら話す二人。

「それで、現世ではどうだったの?」
「けっこう辛かった…。まあでも、終わった後に父さんが泊めてくれたから嬉しかったぜ。」
「へえ、あんたの父さんと会ったのね。」
「今まで何してたか聞かれたり、幻想郷に出発する時に泣かれたりもしたけど…。でも、やっぱり父さんは良い人だったよ。」
「それは…良かったわね。」
「まあ、たま〜に父さんの所行かせてもらえるよう紫さんに交渉しとこうかなって思ったよ。」
「フフッ…。その時は私も連れて行きなさいよ。」
「え、行くの!?」
「そりゃあ気になるでしょう?それに、義姉としては挨拶しておかないと駄目でしょ?」
「ハハハ…そゆことね。」

と会話している間に、二人は人里へと入った。

「ところで大決闘祭の話に戻るけど、大丈夫なの?出場者確実に化け物揃いよ?」
「大丈夫大丈夫!俺のデッキ強いし!」
「決闘は決闘でも遊戯王の話じゃない!」
剣城のボケに鋭くツッコむ幽香。
「冗談だよ!まあ、何とかなるだろ!」
「全く…あれ?あの人って…」

幽香が指を差した先ーそこには、二人の知らない少女―神在月霊華と団子を食べている影の姿があった。

「あっ!影ー!!」

剣城は影に駆け寄る。

「お、剣城君!お帰りー!」
「ただいまー!」

「こんにちは、影。」
「お、こんにちは幽香さん。」
「えっと、この二人は誰ですの?」
「まあ、友人…かな?」
「かなってなんだよかなって!あ、どうも。風原剣城だ。」
「風見幽香よ。」
「神在月霊華ですわ。」
「宜しくな。あ、折角だし俺も団子食べるか。」
「あら、良いわね。どうせ剣城はみたらしでしょう?」
「あ、バレてた?」

そう話しながら店の中に二人は入った。

慣れない事はしないに限るが避けられない事もある 霊華→←幻想の郷は大悪魔と巫女を繋ぐ 霊華



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うp主こと東方好き死神まお(別アカ) - さっきさん» ありがとうございます! (2022年8月19日 13時) (レス) id: d45d880fd4 (このIDを非表示/違反報告)
さっき(プロフ) - 更新しました!あと、お話がいっぱいなので新しく作っておきます! (2022年8月19日 13時) (レス) id: cc7395c068 (このIDを非表示/違反報告)
さっき(プロフ) - 更新します! (2022年8月19日 12時) (レス) id: cc7395c068 (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 更新しました! (2022年8月19日 12時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 更新します! (2022年8月19日 12時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サナティ x他5人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2022年8月6日 9時

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