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パ「それにこの程度の相手なら、元素力を使わなくても楽勝だろ」


蛍「分かった」


『頑張ってね!』


パ「じゃあ、行こう!期待してるぞ!」


『もう〜、パイモン、あんまりプレッシャーをかけちゃダメ』


パ「あっ…悪い…」


蛍「ううん、大丈夫だよ」



受付のお姉さんに合図を出す



珠「その自信に満ちた表情、今から試合を始めてもよろしいということでしょうか?」


蛍「準備ができた」


珠「では、私と共に会場へ」



お姉さんについて行く

けれど、私は参加しないので、パイモンとともに観客席の方へ案内された

そしてお姉ちゃんが会場に入ると、北斗さんの紹介が入る



北「大注目の優勝候補、蛍、彼女の一試合目が今始まるぜ!」



同じ会場を見ると、さっき余裕の表情で、楽勝の雰囲気を醸し出していた普優だった

普優は北斗さんの紹介を聞いて青ざめていた



普「き、君…大英雄だったのか!?こんなの、どうやって勝てというんだ!」



普優は「大英雄」という言葉に怯え、なかなか攻撃を仕掛けてこない

仕掛けてくるとしても、あまり強くない

会場の縁をじわじわと移動しているだけ

よっぽど怖くなったのだろう



パ「なんか一般人より弱かったな。あの自信はどこから来てたんだろう…」


『まあ、お友達のコネを使ってたからね』


パ「とりあえず勝ったから、北斗のところに行こう、何か話したいことがあるみたいだぞ」



会場の外の北斗さんと万葉に話しかける



北「はははっ、さすがはアタシが見込んだ強者だ!あんたも見ただろう、万葉!まったく無駄な動きをせず、
  迷いなく勝負をつけた彼女の姿を!」


万「そうであるな。しかし、相手を傷つけぬよう、少し手加減をしていたようにも見えたでござる」


北「今まで色んな戦いを経験してきたアタシだが、この一試合を見ただけでこいつの強さがはっきりと
  分かったぜ。だから、褒め言葉をケチる必要なんてないんだぞ?」



北斗さんが少しニヤけたような顔をして万葉に話を振る

万葉は少し考える



万「うむ、褒めるとするなら、そうであるな…「悪くない勝負であった」」



その言葉に呆れたようなため息をつく北斗さん



北「はぁ、まぁいい、あんたに詩を読んでもらって場の雰囲気を盛り上げようと思ったが、無理強いだった
  みたいだな。
  実はさっき、参加者が大勢アタシのところに来てな、璃月の大英雄が武闘会に参加するなんて思わなかっ
  たって驚いてたぞ」

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年9月14日 21時

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