【鬼滅の刃】姉ちゃんは俺が守る。弐 (ページ50)

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番外編～【性転換】～② ページ50

男主side

真実(笑)を知った我妻が発狂していたが、光の速さで首元に竈門の手刀がぶち込まれていた。
おっかねぇ。

炭「同期がご迷惑をおかけして本当にすいません…」

「お、おう」

因みに嘴平は興味深そうに俺の周りをぐるぐると回っている。
……かごめかごめか？
と思ったら、いきなり嘴平が俺の胸を後ろから鷲掴んできた。

「んっ？！」

炭「い、伊之助えぇーーッ！？相手は仮にも女性何だぞ！」

伊「おかしい、おかしいぜ……気配は瑞月太郎なのに、胸と尻が違ぇ！！」

炭「だからそれは血鬼術で…と、とにかく手を離せ！」

「いや、別に俺は気にしてないが……」

そう言うと笑える程ポカンとする竈門。
だって嘴平、純粋な疑問で触ってきてるだろ。
我妻辺りだったら確実に下心丸出しだろうから肘鉄位は入れてるだろうが。

嘴平は別に構わん、許す。
ちぃとくすぐったいが。

『…伊之助君？何をしてるのかな？』

未だ俺の胸を掴んでいた嘴平の手がビクッと揺れる。
おい待てやっぱくすぐってぇからやめろ。

炭「し、雫さん…………は男の人に…」

善「んん、いたた……って、伊之助何して…！！って怖ァッ！！何か怒りの音で耳が痛い～～～！！」

「…スマン、嘴平」

こうなった姉ちゃんは誰にも止められねぇんだ。

その後、嘴平を見た者はいなかったという……。

ちゃんちゃn作「いやまだ続きますよ？」

～おまけ～

「…寸法大丈夫なのか、これ？」

前「はい、完璧です」

グッと自信満々に親指を隠の前田を一瞥し、明らかに妙ちきりんな隊服を見て思わず眉を顰めた。
まずは脇。

胸は辛うじて一般人的だ。
だが脇の部分に穴が空いた、振袖の様な感じになっている。
まぁこれは別にいい、サラシ巻いてるしな。

だが下の方は短い洋装(ショートパンツ)になっている、どうしてこうなったし。
そして極めつけは靴下だ。
何だろう…網タイツっていうんだっけか？

昔都会の酒場で接待する女性が来てた奴。

……やっぱ寸法間違ってるよな、これ。

因みに俺の羽織りは流石に袖が長すぎた為姉ちゃんが持って来てくれた紐で結んである。
その姉ちゃんはつい先程俺が戯れに「兄ちゃん」と呼んで撃沈している。
安らかに眠れ。

因みに案の定隊服は燃やされたのだがお約束である。

◇◇◇
息抜きに書きましたすいません。

時系列は二つの意味で不明です。

多分和解後。

前田さんはきっと転生者だと思うよ、うん。