[黒バス×鎧武]秀徳一の美人マネージャーは駆紋戒斗の妹!?

♪第四話♪ ページ5

午前中のけだるい空気をなんとかやり過ごし、気付けばもう時計の針は真上を指していた。
弁当を片手に屋上に走る。
昼時は決まってみんな屋上に集まるから、声をかけなくても一人になることはない。

「待った？」
「今日は早かったな」
「だって今日は戒斗兄の手作りだもの」

全力でハートを飛ばす勢い。
だって！戒斗兄が私の為を思って丹精込めて作ってくれたんだよ！？！？！？
早く食べたいに決まってるじゃない！！！

「いいな〜。オレも戒斗さんの料理食べたいー！」
「ふふん…今の私は気分がいいから一口ならあげるわ」

「じゃーもらうわ」

…え？
み、宮地さんっ！？

「清志じゃん」
「うっす。ほらー、A早くよこせよ〜」
「あ、あげませんっ！！」

宮地さんに「はいあ〜ん♡」なんてムリムリムリっ！！！絶対無理！！！
恥ずかしくて死んじゃう…！！
ていうか個人的にはザックが宮地さんにあーんしてくれれば…いや、なんでもない

「ていうかさ、駆紋ってあの駆紋なの？」



気づくのおっせー…！！！

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