ガラルの強いお兄さん達がお家に来た[ポケモン剣盾][逆トリ]

お勉強会。 ページ19

「んで、ここのyを、この式に代入する。分かる？」

優「分からないってことが分かった」

駄目だこいつ。

究極のバカすぎる。

ネズ「そろそろ休憩にしたらどうです」

「あ？あー、もう三時間ぶっ通しなのか……そーするわ」

グイーｯと伸びをする。

「なんか買ってこよ。なんかいる？」

優「どうでもいいけどマカロン食べたい」

「どうでも良いなら買わなくていいな」

優「嘘です、A様、勉強雑魚な私にマカロンを恵んでくださいませ」

すんごい早口やん……………

キバナ「おーい、」

「ん？」

玄関の方からキバナさんの声。

キバナ「ただいまー。差し入れ買って来たぜ」

優「マカロンんんんんんんんんんんん！！！！！！！」ﾋﾟｮｫｫｵﾝｯ

光の速さでキバナさんに抱きついたぞ。

こいつ、もしや変態か！？

そう考えたやつ。

勘の良いやつは嫌いだよ(言ってみたかった)









「よし、やっとできるようになったな………」

優「流石A。よくぞ私に勉強を教えてくれたな」

「うるせぇよ」ﾍﾞﾁｺﾝｯ

私は優の頭を叩く。

ダンデ「優は泊まって行くのか？」

優「泊まる(即答)」

「そういやそーだったっけ。面倒だから外にテント張って寝てくんね？」

優「冷たい！！！」

冗談だ、とからかうと、優は真剣な顔になり、私を引っ張る。

「え！？ちょ、何さ！」

優「ちょっと、」

優に引っ張られ外に出る。

優「…………A、『力』のこと、あの三人に話した？」

ああ、そのことか…………

「話してないよ。大丈夫」

優「アンタ、気を付けなよ？あいつらに目をつけられたのだって……」

「分かってるって。大丈夫だから」

もし『力』のこと話したら、どんな顔するだろ。

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