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私の問題 ページ11

キバナ「大丈夫か?」

「別に。心配してくださらなくて結構です。てかなんで来てるの?」

ネズ「あなたが心配だったんですよ」

ダンデ「何されてたんだ?」

何されてた、ねえ。

「なんでもないですよ。帰りましょう」

私はスタスタと前を歩く。

キバナ「なんでもないわけねぇだろ」

「いっ……」

さっき強く掴まれてたところを掴まれる。

痣出来るのは確定かな。

「……あなたたちに関係ないでしょう。これは私の問題だから関わらないで下さい」

キバナさんの腕を振り払い先を歩く。

腕をチラッと見てみるとあの女の爪が食い込んでいたのか血が出ていた。

あとで軽くガーゼでも貼ろうかな。


家に帰ってる間、私たちは何も話さなかった。

「ただいまー。キバナさんたちは荷物リビングに置いておいて下さい」

一旦部屋行こう。



「ふぅーー………疲れた」

ベッドにドサッと体を預ける。

まさかあいつらが居るとは思わなかった。

いじめられてるのは私のせいだし、自業自得たけれど。

自嘲気味に笑うと部屋にある花のつぼみが膨らむ。

ああ、だめだめ。

冬だからといって油断してたら。

「痛」

あ、腕の痣くっきり。

てかさっきより血が出てる。

手首は、一時期色々あって痕残ってるし。

救急箱一階だ。

「あー、だるい………」

ま、いいや。



「………?なんの匂いだ?」

すんごい焦げ臭い。

バッと扉を開くと、

「なにを作ってるんですか、これ………」

キバナさんが強ばった笑みを浮かべ、ネズさんは困り顔と呆れ顔。

そんな中ダンデさんすごい自信満々そうな笑み浮かべて、この世のものとは思えない料理を作ってる。

ダークマター製造機だ。

ダンデ「カレーだぞ!」

どこが!?

料理→←作者からの警告 ※必読※



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海空そよ(プロフ) - 占ツクにお話を投稿してくださっている方はあくまでもその方の書きたいお話を投稿してくださっているだけなので私達読者側が催促等をしてはいけないと思います 勝手にすいませんでした (2022年6月5日 16時) (レス) id: b161648529 (このIDを非表示/違反報告)
ぎんいろ。 - Venomさん» わざわざ名前変えて催促してて草。idで分かりますよ?それに作者さんも頑張ってるのに身勝手に投稿とかおかしいと思いますが?好きなように投稿させたらどうです? (2020年10月9日 17時) (レス) id: 930eadd208 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆の杏@眠い - ぱぁheaさん» それに実際に好きなら待っていてほしいです。私は今年受験生で勉強も忙しいし、リアルでも色々あるんです。それを引き合いに出すのはおかしいというのは重々承知ですが、こっち側のことも理解してほしいです。 (2020年10月7日 19時) (レス) id: 9ee03643ba (このIDを非表示/違反報告)
黒豆の杏@眠い - ぱぁheaさん» 確かに私の言い方がキツかったかもしれませんが、身勝手に投稿とはどういう意味ですか?私は物語を書くのが好きで書いてるだけなのに責められる筋合いはないんですが……応援してるつもりなのかもしれないけど、言い方がありますよね? (2020年10月7日 19時) (レス) id: 9ee03643ba (このIDを非表示/違反報告)
Venom - 更新はよ (2020年9月20日 9時) (レス) id: f10cda5f98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒豆の杏@眠い | 作成日時:2020年2月16日 18時

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