reckon:73⇒花宮Side ページ2
貴:｢真…ちょっと僕に付き合ってくれないか?｣
朝早くから来たAはフードを目元まで深々と被っておりもはや男か女かわからない位だ｡
花:｢こんな朝からなんのようだよ?｣
貴:｢あのさ…この辺でバスケができる場所…教えてほしいんだ｡
出来れば5年前までの分まで｡｣
花:｢随分なご用件だな…｡｣
貴:｢お願いできるか?｣
ニヤリと口角をあげてAを見る｡
花:｢タダとは言わないぜ?｣
貴:｢……チョコ2つ｡｣
花:｢チョコ4つ｡｣
貴:｢チョコ3つ｡｣
花:｢いいぜ｡
交渉成立だな｡
……っと､まぁ…俺も知らない穴場があるらしいからその辺は俺の所のバスケ部の部員に聞く｡｣
貴:｢ありがとう｡｣
頭を下げたAは玄関前で俺を待っている｡
めんどくさいが仕方なく着替えることにした｡
チョコのためだからな…あいつのためじゃないからなッ!!!←
着替え終わり､玄関に行きとAは変わらずに待っていた｡
貴:｢準備できた?｣
花:｢あぁ…行こうか｡｣
夏の日差しが照りつけるなか､俺たちは歩き始めた｡
･
･
･
まずはじめに向かった場所は､誰もがいくストバスの広場｡
誰でも利用できるようにバリアフリー化されている｡
花:｢どうだ?｣
貴:｢……違う…ここじゃない｡｣
花:｢違う…か…｡
まあ…まだ他にもあるし｡
ゆっくり探していけばいい｡｣
貴:｢うん……｡｣
視線は見えなかった｡
だけど悲しそうなことはわかる｡
めんどくさいやつだなやっぱり｡
花:｢ほら…いくぞ｡｣
Aはフラフラしながらもあとをついていこうとする｡
まさか…───｡
･
･
花:｢お前ちゃんと寝たのか?｣
貴:｢……寝てないよ｡｣
やっぱり｡
花:｢バァカ……ちゃんと寝ろよ｡｣
貴:｢だって……探したいんだもん｡｣
花:｢探したいって…お前なぁ…｡｣
俺はこいつを知っている…だからこいつがやろうとしているのが無謀だと言うことも全部…知っている｡
･
･
･
それでも探したい理由｡
こいつはどんだけ純粋で無垢なんだよ｡
……まあ…Aらしいからいいか｡
ため息をつきながら次の場所へ向かう｡
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夏はまだまたまこれかららしい｡
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reckon:74⇒貴女Side→←reckon:72⇒実渕Side
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月影 炎虎(プロフ) - 皆様→無事に帰ってまいました!!! 一旦大学受験も終われて死にかけもしましたがなんとか生きてます!!← 本当に待たせてすいません…(泣) これからもじみながらに頑張っていきます!!のでよろしくお願いします!! (2013年6月13日 21時) (携帯から) (
レス) id: 2666233967 (このIDを非表示/違反報告)
真哉(プロフ) - おかえりなさい！待ってましたー^ ^ (2013年5月18日 16時) (レス) id: 4cf147e51d (このIDを非表示/違反報告)
そらこ@ｽﾄﾚｽ(プロフ) - もと空豆子です。おかえりなさいです!! ヽ(*´▽)ノ♪ (2013年5月14日 21時) (レス) id: 649d6b6113 (このIDを非表示/違反報告)
かんづめ(プロフ) - いつまでも待つんでがんばってください (2013年5月10日 18時) (レス) id: 3587c4e0e9 (このIDを非表示/違反報告)
クマたん.(プロフ) - ずーっと待ってますから！応援してます！ (2013年4月30日 22時) (レス) id: 1725d90f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月影 炎虎
| 作成日時：2013年1月22日 19時
