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第30話 ページ32

部屋で資料を読んでいたら

珠「姫様、銀行屋がジュダルの元へ向かうようにと言っていましたよ」

と言われたので

貴「わかったわ。珠来は紅玉姉様の近くに居なさい」

そう言い残して神官様の元へ向かった

神官様の部屋に居る人達を追い出し

そこで資料を読むのを再開する

『アリババ・サルージャ
バルバットのスラム生まれ。バルバット先王の非嫡出子。城を出て商人となっていたが、幼い頃から王族としての教育も受けた』

それ以外にも色々な事が書かれている

読み進めていると

神官様のルフが目に見えるまで濃くなった

やがて大きな塊になり

空に飛んでゆきそうになるのを

自分の魔力で力ずくでとどめ

強制的に体に押し戻す

貴「なんなのです…?」

突然姿を現す銀行屋

銀行屋「マギと姫君、お仕事です」



目覚めた神官様と外に出ると

黒い化け物と見知った顔の人達

カシムは見当たらない

ここは黒いルフが満ち溢れてる

黒いルフを宿すジンを従えた神官様

次々に氷の矢で攻撃をする

諦めずに何度も挑んでくアリババ

剣が折れても立ち向かってくる

貴「勝てないくせに…」

アラジンもどこからか飛んできて

戦いに参戦する

結果は変わらないわ

そうおもってたのに

アラ「ソロモンの知恵!」

目の前に広がる光景は

苦しむ神官様と

壊れた黒いジンの核となったカシムの亡骸

貴「嘘…」

負けた…しかも

あの黒いジンがカシムだったなんて

私の計画が失敗した

唇を噛み締めながら

バルバットから退く

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設定タグ:マギ , 練家 , 煌帝国   
作品ジャンル:恋愛
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爾ャ亜(プロフ) - 緋影さん» 教えて頂き、ありがとうございます。(。_。*) (2016年4月1日 8時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
緋影(プロフ) - 10話の主人公さんのセリフが「泊まるます」になってますよ (2016年4月1日 8時) (レス) id: 4e6f070ce6 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます。とっても嬉しいです(σ*´∀`) (2014年8月18日 22時) (レス) id: 6b7626265d (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 面白いです!頑張って下さい! (2014年8月18日 19時) (レス) id: a683f4a2d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爾ャ亜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年8月6日 21時

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