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第24話 ページ26

あの後どうやって帰ったのか

自分でも分からなかっ

気が付いたら王宮に居た

珠「姫様、何かありましたね。話してください、全て」

部屋に戻ると直ぐに珠来に問いただされる

1人で抱えるのは…もう無理

貴「半年前からバルバットに来ていたの。その時に出会った人がね…カシムって言う霧の団の人だったの。」

珠来は何も言わずに聞いてくれる

それから半年間の出来事を話した

貴「今日、カシムが『王宮に攻め入る』って言ったの。そして…」

言葉が詰まる

貴「私の事を好きって言ってくれた…」

涙が流れた

その涙を珠来は優しく拭ってくれる

珠「返事はしたのですか?」

貴「明後日の夜までって」

珠「それでは、返事は考えたのですか」

う…

貴「ま…だ」

はぁ…とため息

珠「それで悩んでたのですね」

図星を突かれて目を逸らす

貴「そう…よ」

また、ため息

珠「姫様はその人の事、どう思っているのですか?」

カシムの事…

貴「好きだけど…カシムの言ってる好きとは違うの」

好きだけど、それは恋愛感情では無い

珠「ではそういってあげれば良いじゃないですか」

そんな簡単に言わないでよ

簡単じゃないのよ

貴「簡単に言わないでよ…」

珠来に聞こえないように言う

珠「人の気持ちは分からないものですよ」

珠「例えずっと傍にいる人たちでもね」

珠来の言葉は私には聞こえなかった

珠来に話しても無駄だと思い

部屋の外に出る

気分転換に紅玉姉様の元に行こう

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作品ジャンル:恋愛
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爾ャ亜(プロフ) - 緋影さん» 教えて頂き、ありがとうございます。(。_。*) (2016年4月1日 8時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
緋影(プロフ) - 10話の主人公さんのセリフが「泊まるます」になってますよ (2016年4月1日 8時) (レス) id: 4e6f070ce6 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます。とっても嬉しいです(σ*´∀`) (2014年8月18日 22時) (レス) id: 6b7626265d (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 面白いです!頑張って下さい! (2014年8月18日 19時) (レス) id: a683f4a2d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爾ャ亜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年8月6日 21時

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