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第21話 ページ23

玉「片付けるしかないわねぇ」

やっと血を浴びれる

玉「やっておしまい!!」

そう紅玉姉様が行った瞬間

私は絨毯から飛び降りる

シン「君はやっぱり、煌帝国の皇女だったんだな」

目の前にシンドバッド王

貴「やはり気付いていらしたのですね」

周りから悲鳴が聞こえる

シン「何の為に霧の団に居たんだ。そして仲間が傷ついているんだぞ!」

そんなの

貴「私の計画の1部ですわ。しかも私の仲間は煌帝国の人以外居ないわ」

バッサリと言い放つ

貴「他の人たちがいくら傷ついても構わない。自分の目的が達成できるなら、どんな手段も、何人死のうとも関係ないわ」

あなたもそうでしょう?シンドバッド王

貴「私たちを止めたかったら力ずくで来てくださいな?」

一歩シンドバッド王から離れて

貴「精神と感情の精霊よ…汝に命ず、我が身に纏え我が」

言い終わる前に

シンドバッド王に腕を掴まれていた

貴「なにをするのです?」

キッっとシンドバッド王を睨む

シン「いま魔装されちゃ困るんだ」

そう言われ魔装が溶かされた

驚きで動けずにいると

今度は紅玉姉様の魔装も溶かした

貴「なんなのです?…あの人は」

未だに紅玉姉様の手を握っているので

慌てて駆け寄りシンドバッド王の手をどかす

貴「いつまで紅玉姉様の手を握っているつもりですか?」

シン「失礼、姫君」

シン「ただ、私は貴方を止めなくてはならない。お互い立場のある身分、こんな所で争うべきではありません」

玉「だって…この子が」

アラジンを指す

シン「アラジン、君もここは杖を収めてくれないか。大丈夫だ、ジンはこの程度じゃ死なない。」

アラジンをなだめて紅玉姉様に向き直る

シン「しかるべき場所でお会いしたいものです」

紅玉姉様はずっと顔を隠している

玉「わかったわよぉ……」

玉「皆の者帰るわよぉ」

夏「え?姫君、しかし…」

玉「いいから、今日はかえるのよ!」

顔が赤い

玉「いいこと!別にあんたに言われたから帰ってやる訳じゃ無いんだからっ!!」

シンドバッドにそう言い絨毯に

素早く乗ってしまった

置いてかれぬように急いで絨毯に乗る

紅玉姉様をちらりと見るとやはり顔が赤い

まさか

貴「...まさか、あの人に心を奪われたのです?」

口に出してしまった

玉「へっ…ち…違うわよぉ///」

紅玉姉様に聞いたわけじゃないのに

もっと顔が赤くなっている

シンドバッド…許さない

そう思いながら神官様の応急処置を再開した

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設定タグ:マギ , 練家 , 煌帝国   
作品ジャンル:恋愛
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爾ャ亜(プロフ) - 緋影さん» 教えて頂き、ありがとうございます。(。_。*) (2016年4月1日 8時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
緋影(プロフ) - 10話の主人公さんのセリフが「泊まるます」になってますよ (2016年4月1日 8時) (レス) id: 4e6f070ce6 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます。とっても嬉しいです(σ*´∀`) (2014年8月18日 22時) (レス) id: 6b7626265d (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 面白いです!頑張って下さい! (2014年8月18日 19時) (レス) id: a683f4a2d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爾ャ亜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年8月6日 21時

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