第１４話 ページ16
貴「紅玉姉様。私、用事がありますので先に王宮に行っていてくださいな」
玉「あらぁ？そうなのぉ…残念ね」
紅玉姉様と別れて霧の団のアジトへ向かう
カシ「よぉA、今日も来たのか」
アジトへ入って最初にカシムに出会った
貴「私に会えなくて寂しかったの？」
冗談混じりに言う
カシ「そんなんじゃねーよ。馬鹿」
そう言いながらそっぽを向く
照れてるのかしら？
カシ「今日は俺達のリーダーが居るけど…会うか？」
霧の団のリーダー…会ってみたい
貴「えぇ…もちろん。半年もここに来ていたのに１度も会えなかったんですもの。会いたいです」
私がそう言うとカシムは
部屋に案内してくれた
カシ「アリババ、入るぞ」
扉を開けて中の人に問いかける
開ける前に聞くものじゃないの？
アリ「あぁ…カシムか。どうしたんだ？」
アリババと呼ばれた人の位置からだと
私が見えていないみたいで
カシ「俺のダチを紹介してやるよ」
カシムと友達になったつもりは無いけど
手招きされたので、部屋の中に入る
するとチーシャンで
１度見たことある子が居た
カシ「こいつはアリババ。この霧の団のリーダーだ」
しっかり説明してくれるのね
アリ「アリババ･サルージャだ。よろしくな！」
盗賊のリーダーだとは思えない人…
貴「私はAです。」
そして
サルージャと言う名は
バルバットの王族の名
カシ「こいつが俺達の味方になってくれたから、ここまで霧の団が大きくなったんだぜ」
嬉しそうに話すカシムを見て何故か辛くなる
ごめんね。味方じゃないの
アリ「そうなのか…A。仲良くしような！」
手を差し出してくるアリババ。
真っ直ぐな人
貴「こちらこそよろしくお願いしますね。アリババ」
カシ「あんまり仲良くなりすぎんなよ」
握手しようとしたらカシムが
私達の間に入ってきた
握手…出来無かった
貴「何故です？」
純粋な疑問
カシ「Aは気にしなくて良いんだよ」
カシムに腕を掴まれてアリババの部屋から出る
自分から紹介しといて
仲良くしすぎるななんて
変だと思いながら
情報を教えてカシムと別れる
王宮に行きたくなかったので
いつもの宿に泊まることにする
この宿に泊まるとカシムに言っておけば
よかったと後悔するとも知らずに…
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爾ｬ亜(プロフ) - 緋影さん» 教えて頂き、ありがとうございます。(｡_｡*) (2016年4月1日 8時) (
レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
緋影(プロフ) - １０話の主人公さんのセリフが｢泊まるます｣になってますよ (2016年4月1日 8時) (レス) id: 4e6f070ce6 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます。とっても嬉しいです(σ*´∀｀) (2014年8月18日 22時) (レス) id: 6b7626265d (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 面白いです！頑張って下さい！ (2014年8月18日 19時) (レス) id: a683f4a2d7 (このIDを非表示/違反報告)
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