第12話 ページ14
朝早くバルバット王宮に忍び込み
サブマド・サルージャを探す
自室に居たので
こっそりと入り鍵を閉める
貴「おはようごさいます。サブマド副王」
急に現れたからか凄く驚いている
サブ「き…君は、たしか」
オドオドし過ぎです
貴「お忘れですか?私は練Aですわ」
私がそう言うと今度は
サブ「な…なんでこんな所に…」
と、きょどきょどしてカーテンの影に
かくれてしまった
貴「貴方様は今のバルバットが正しいとお思いですか?」
質問には答えず問う
サブ「い…今のバルバット…」
たぶんこの人は今のバルバットを
よく思ってない
貴「今のままではバルバットは近い将来、煌帝国に飲み込まれます。それだけではなく現国王アブマドはこの国を奴 隷産出国にしてしまいますわ」
最初に言った方は絶対ですけどね
サブ「!?に…兄さんがそんな事…」
貴「しないと言い切れますか?あの方は自分以外どうなっても構わないんじゃないですか?自分が肥えるためだけに国民から税を搾り取り、飢えて辛く悲しい思いをしている人々がいるのに…」
そこで話を止めてサブマド様に目をやる
サブ「で…でも、僕に出来る事なんて…」
後ひと押し
貴「貴方に出来る事ならありますよ。むしろ貴方にしか出来ない事があるのです」
貴方がこの国を変えるの
サブ「………な…何をすればいい?」
いい意味でも、悪い意味でも
貴「大丈夫ですわ…私に任せてくれれば……」
少し国軍の情報を貰えれば
霧の団に私が流すから
そう伝えサブマドに釘を刺す
貴「この事は誰にも言ってはいけませんよ。もし、貴方がそんな事をしたと知ったら、アブマド国王は貴方をどうするのでしょう?」
もちろん私の事も内緒ですよ
サブ「わ…わかったよ。この事は誰にも言わない。も…もちろん、君の事も」
貴「貴方が話の通じるお方でよかったですわ」
また、カシム様に会わないと
国軍の情報を伝えに
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爾ャ亜(プロフ) - 緋影さん» 教えて頂き、ありがとうございます。(。_。*) (2016年4月1日 8時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
緋影(プロフ) - 10話の主人公さんのセリフが「泊まるます」になってますよ (2016年4月1日 8時) (レス) id: 4e6f070ce6 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます。とっても嬉しいです(σ*´∀`) (2014年8月18日 22時) (レス) id: 6b7626265d (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 面白いです!頑張って下さい! (2014年8月18日 19時) (レス) id: a683f4a2d7 (このIDを非表示/違反報告)
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