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奴良組総会3 ページ8

リクオ「大安吉日のこのよき日に奴良組総会にお集まりいただき恐悦至極に存じます只今紹介にあずかった奴良リクオでございます…このような高いところからで甚だ失礼しますが若頭のお役目たしかに承りました今後いかなることがございましてもこの盃決してお返し致しません…しかしながら私いまだ妖怪仁侠道を修行中の繊維弱なる駆け出しの若輩者でございますその言葉の間違いや皆様に失礼な言葉を申したる節はこのような次第でございますので何卒御容赦頂きたく存じます」

ゼン「リッリクオっ!?」

「なんじゃ急に…」

木魚達磨「リクオ様…では牛鬼の件私から説明させてもらいます」

リクオ「うん」

木魚達磨「奴良組相談役の木魚達磨でございます先日牛鬼はリクオ様のご学友を使い自らの土地である捻眼山におびきだしそこで刃を向けリクオ様とリア様を殺そうとした…またすでに破門された旧鼠をあやつりリクオ様に引退をせまる回状をまわさせようとした次第であります」

「やはり本当か」

「バカな奴」

「ならば牛鬼の奴き

一ツ目「へっ」

木魚達磨「リクオ様ご処分を」

リクオ「うん…おとがめなしっ!」

「はぁっ!?」

一ツ目「なんでじゃっ!それほどのことをしておいてっ!総大将こりゃーちょっとおかしーのと違いますかいっ!?リクオ様は何もわかっつねぇっ!若頭とか正気で言ってんですかいっ!?」

ぬら「知らん」

リクオ「いーのっ!僕が決めたんだからっ!僕達を鍛えるためにやってくれたんだよねー牛鬼っ!」

一ツ目「よくねぇっ!」

リクオ「文句あるの!?」

一ツ目「せめて解散させんのがスジッてもんだろぉうがっ!」

リクオ「その代わり牛鬼組の跡目候補の部下を本家あずかりにしつさらなる忠誠の証としたいってさっ!本当牛鬼は真面目だよ」

一ツ目「甘すぎるわっ!」

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作者名:黒白 x他1人 | 作成日時:2015年11月17日 15時

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