あこがれなんだよ畏れってのは…リクオ ページ16
貴「リクオ…ふふ…いけ…倒せ…頑張れ」
リクオ「姉さん…あぁ頑張るよ…僕は…僕がおじーちゃんに父さんに感じた気持ちは怖さとは違う…強くてカッコよくてでもどこか憎めないだから皆ついて行く…あこがれなんだよ畏れってのは…」
つらら「リクオ様(昼と夜の血が混ざってる?)」
リクオ「そんなじーちゃんが作ったこの奴良組…鴉天狗がいて…牛鬼が…皆がいるこの組を守りたいんだ…僕は気付いたっ!それが百鬼夜行を背負うと言うことだっ!仲間をおろそかにする奴の畏れなんてっ!誰もついていきゃしねーんだよっ!」
貴「リクオ…やっぱりリクオには大将の器があるよ…(僕には…無い物が)」
玉章「黙れ…」
ザッ
玉章「あ“?(なっなんだっ!?今…確かに斬ったはず…?だが手応えが無い…何だ?畏れの発動か?いや…違う…姿は見えるぞっ!?…何だ今のはっ!)」
リクオ「…っ!」
玉章「ぬらりひょんの新たな力かっ!?」
リクオ「鏡花水月っ!?」
玉章「うおっ!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!ひゃっ!百鬼がっ!百鬼が抜けて行くっ!」
リクオ「はぁはぁはぁ」
玉章「かっ!まてっ!…まつのだっ!うぐ…かっぁ…(消えてゆくこの…玉章の力が…何故だ…刀か?)刀だっ!うぅ…うぉぉぉおハァッハァッもっもう一度僕に力を…」
夜雀「…」
貴「ﾁｯ一足遅かったかっ!?」
リクオ「ハァッハァッ」
玉章「夜雀っ!?その刀をこっちによこせっ!」
夜雀「…」バッ
玉章「なっ!?待てっ!夜雀っ!?その刀をよこせぇぇぇぇぇぇっ!…うぅうあぁあ…抜けて行く…全部…」
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作者名：黒白 x他1人 | 作成日時：2015年11月17日 15時
