第013話 練習やろうぜ ページ14
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帝国学園との試合から数日後、マネージャーの仕事をするため、ジャージに着替えて部室に向かっていた矢先、理事長の娘である雷門夏未に呼び止められた秋とAは、彼女とともに部室へ向かうことになった。なんでも、サッカー部に話があるそうだ。
「みんな、お客さんよ！」
部室のドアを開けたとき、雰囲気がどことなく悪い気がした。
「何かあったのか？」
Aが首を傾げて聞くと、円堂が「ちょっとな」とあいまいに笑った。
「ど、どうぞ」
秋が遠慮がちに夏未を部室へ通すと、夏未は開口一番、「臭いわ」と言って鼻を塞いだ。
「こんな奴、なんで連れてきたんだよ！」
「話があるっていうから……」
染岡の言葉に秋が苦笑いした。夏未は一歩前に出て、円堂を見た。
「帝国学園との練習試合、廃部だけは逃れたわね」
「お、おう！これからガンガン試合していくからな！」
「次の対戦校を決めてあげたわ」
夏未の発言に、みんなが驚愕した。
「──次の試合！？」
みんなが円堂の周りに集まって、嬉しそうに話し始めた。
「すごいでやんすね！もう次の試合が決まるなんて！」
「やったな、円堂！」
「ああ、夢みたいだよ！！また試合ができるなんて！」
「──話を聞くの？聞かないの？」
夏未が不機嫌そうに言うと、みんな黙ってもう一度話を聞き始めた。
「で、どこの学校なんだ？」
「尾刈斗中。試合は一週間後よ」
「尾刈斗中か……」
「もちろん、ただ試合をやればいいというわけではないわ」
夏未は続けた。
「今度負けたら、このサッカー部は直ちに廃部」
「またかよ……」
「ただし勝利すれば──フットボールフロンティアへの参加を認めましょう。せいぜい頑張ることね」
夏未はそう言って部室を出ていった。
「フットボールフロンティア……これに出られるのか」
「凄いですね！中学サッカー日本一を決める大会ですよ！」
「部員七人の頃じゃ考えられなかったもんなぁ！」
「喜ぶのはまだ早い！」
染岡が言った。
「俺達は今度の試合に勝たない限り、出場できないんだぜ！」
「分かってるさ！みんな、この一戦、絶対に負けられないぞ！練習やろうぜ！！」
おおーッ！とみんなが声を上げた。
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
