双子の姉は剣道部を避けている【薄桜鬼ＳＳＬ】

屋上 ページ5

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薫「姉さん！」



　廊下で弟に呼ばれました


　入学式から数日たってるのでもう学校にも慣れてきたようですね


　隣にはいつも千鶴と藤堂君がいます



　『どうしたんですか？』


薫「今日から午後まであるから昼一緒に食べたくて・・・」



　あぁ今日からでしたか


　今まで午前授業だったんですよね



　『わかりました


　 では、屋上で食べましょうか』



　・

　

　今年から生徒たちの要望で


　解放された屋上


　私もまだ行ったことがありませんでした



平助「俺が一番乗り〜！」


　ガチャ


　藤堂君が飛び出して行きました


　元気ですね


平助「うわぁっ！」


千鶴「きゃっ」


　飛び出した瞬間立ち止まったので


　後ろを歩いていた千鶴にぶつかってしまったようです


薫「大丈夫？千鶴」


　藤堂君を睨みながら千鶴を支える薫


平助「千鶴、ごめん・・・」


　『藤堂君、どうしたんですか？』


　「平助じゃねぇか。誰かいんのか？」


　・・・聞いたことある声ですね


　紫っぽい髪でいつも眉間にしわを寄せてる


土方「ん？南雲か？


　 ２-Ａの」


　担任の先生でしたか


　えっとたしか・・・


　『土方・・先生？』


土方「担任の名前くらい覚えろ」


　
　おにぎりを片手にこちらを睨む土方先生


　ほかにもたくさんいますね


平助「土方さん！なんで屋上に！？

　
　 左之さんに新ぱっつぁんｍ(ガツッ 何で殴るんだよ！！」


土方「学校では先生だろ！！」


　知り合いですか


　というか奥にも先生らしき２人と男子生徒３人


沖田「あっ！Aちゃんだ」


　『こんにちは』


　数日前に会った・・・たしか沖田さん


　あと同じクラスの・・・斎藤さんと山崎さん、でしたっけ？


　こんなところで・・・


　どんな集まりでしょうか？


　

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