双子の姉は剣道部を避けている【薄桜鬼ＳＳＬ】

前の席、隣のクラス ページ4

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　教室



　・




　薫と千鶴は同じクラスになれたでしょうか


　できたら藤堂君とも一緒の方がいいですけど


　
　『・・・はぁ』



　クラス替えしたての教室


　あまり中のいい人はいないので自分の座席で読書中


　席はいちばん後ろの窓際


　春の日差しが暖かくて気持ちいいです


　「どうしたの？ため息なんてついて」


　前の席に座った子が急に話してきました


　茶髪にきれいな翠色の瞳の見たことのない男子です


　？


　『だれかは知りませんが、確かあなたは前の席の人ではありませんよね？』


　「総司、俺の席で何をやってる」


　藍色の髪と瞳の男子もやってきた


　あ、確かこの人でした


　『斎藤さん・・・でしたっけ？


　 この人は？』


　自己紹介でそんな名前だった気がしますが・・・


斎藤「斎藤一だ


　 椅子に座ってるのが沖田総司」


沖田「隣のクラスだよ


　 よろしくね〜」


　『南雲Aです


　 仲いいんですね』


沖田「一年の時一緒だったからねー

　
　 あと、部活も一緒だし」

　『そうなんですか


　 あ、授業始まりますよ』


沖田「ほんとだ


　 じゃあまたねAちゃん」


　沖田さんは隣のクラスに戻って行きました


　女子に人気そうですね


　周りの女子の視線が輝いてます


　まぁ斎藤さんも同じような視線を浴びてますけどね


　早く終わらないですかね


　薫と千鶴に会いたいです

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