双子の姉は剣道部を避けている【薄桜鬼ＳＳＬ】

朝　　（＋お礼) ページ14

朝3:30


『ふあぁぁ･･････』


いまだに感じる左右からの圧迫感に


昨日と同じ姿勢なのか、と考えた


夢じゃない。それだけで心が温かくなる


『薫、千鶴、起きてください。朝です』


意外にぐっすりらしく覚醒の気配がしない


『薫ーっ!千鶴ーっ!朝ですよっ!!』


少し大きめに言うと同時に肩が動いた


薫「んっ･･････ねえさん?」


鶴「ぅん･･････おはようございます、おねーちゃん」


『二人ともおはようございます

　ちゃんと眠れましたか?』


薫/鶴「「はい!」」


さすが双子ですね


『じゃあ起きてください』


二人とも渋々放れた


体にくっついてた熱が離れると少し寒い感じがした


『まず、千鶴がお風呂に、薫は着替えを取りに行ってください』


まだ完全に覚醒してないのか、曖昧な返事をして二人同時に動き出した


もそもそと動く感じがとても可愛いですが


顔を洗って、部屋着に着替えてから、アイロン台を出す


初めに千鶴の制服にアイロンをかけて皺をのばす


基本的に制服はアイロンNGなので手早く終わらせる


自分のも同じようにかけていると千鶴がお風呂から出てきた


鶴「お先に･･････」


まだ濡れてる髪をタオルで拭きながら照れたように言う


起こすまでずっと抱きついてたことを思い出して


戻ってからずっと顔を真っ赤にしている薫に入る様に促す


薫が入ってから制服を取り、同じくアイロンをかけた


かけ終わった制服を脱衣所に置いてから


私はジャージに着替えた


『千鶴、薫と一緒に昨日の課題やった方がいいですよ

　薫があがったら私は走りに行ったと伝えてください』


鶴「はい!いってらっしゃい!」


『行ってきます』


部屋から出て寮の裏口からそっと外へ出る


外はまだ暗く人もいない


軽く準備運動をしてから走り出した



毎朝走るのは幼い頃からの日課だった


詳しく言うと、剣道を初めた頃、父さんと毎日走った


他の家に行っても剣道から離れても続けた


時々薫も付き合ってくれて結構楽しかった






一時間ほど走り


寮に戻ると入り口の前で斎藤さんが素振りをしてた


そっと近くの林を利用して裏口へ行こうとする、が


ガサッ


斎「誰だ!!!」


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いきなりすみません

題名通りお礼、です

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本当にありがとうございました

更新は遅いと思いますが

今後とも、よろしくお願いします

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