８１話 ページ33
「レオ先輩っ!!」
少し離れたところで待っていてくれたレオ先輩にギュッと抱きついた。
月「おいおい、どうした？帰ってくるには早くないか？」
「いずくん...
あんずちゃんとキスしてた」
月「はぁ!?!?そんなわけないだろ!?」
「だって見たんだもん!!
私っ...見たんだもん...」
自分でもわかるぐらい、弱々しい声。
月「A...
俺と付き合ってみる？」
「へ？」
月「何間抜けな声出してんだよ。
俺は本気だぞ？」
顔を上げると、からってもないしふざけてもない。
真剣な眼差しを向けているレオ先輩がいた。
月「俺はお前を泣かせない。
別件で泣いてたとしても、俺はすぐに笑わせてやる。
一人にだってしないし、いっぱい可愛がってやる
だから、俺と付き合おう？A」
「あの...まだ整理ができていないのですが...えっと...」
驚きで涙がピタッと止まる。
私が...レオ先輩と...？
泉「何迷ってるのぉ？
さっさと断りなよねぇ」
「いずくん...」
泉「まさかあんた、本気で迷ってるのぉ？」
「だって...
だっていずくん、あんずちゃんの事好きなくせに!!!」
泉「はぁ？なにそれ、チョーうざぁい」
「いずくん..あんずちゃんとチューしてたじゃん!!!」
あんず「Aちゃん!違うの!
あれは事故..っていうか、そもそもしてないし!!!」
「でもっ...だって...!!」
泉「Aの角度からそう見えただけで、ホントにしてないから。
俺がA以外のとするわけないでしょお？」
「ほんとなの..？」
あんず「本当だよっ!!!」
月「A、俺かセナ、どっちがいい？」
2人に見つめられ、私は床に視線を落とすしか無かった。
レオ先輩かいずくんなんて..そんなの..
ｶﾞｼｯ
「ｷｬｯ!!!」
私はあっという間にいずくんの腕の中に収まった。
泉「レオくんもそろそろ芝居辞めたら？」
「ぇ？」
月「んー、やっぱセナには負けるなっ!!!」
「なに？どういうこと？」
月「A、俺からの告白は無しだ!!!
セナのこと、信じてやれないか？」
「レオ先輩...」
私はいずくんを力いっぱい抱きしめた。
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おむはる(プロフ) - ゆらさん» いえいえ〜！お力になれたなら幸いです(*´ω`*) これからも影ながら応援しています、頑張ってくださいー！！！ (2020年5月28日 2時) (
レス) id: 275c852316 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 真 仁愛さん» 通知良かったです！！これからも頑張りますねっ(●´ω`●) (2020年5月28日 1時) (レス) id: e539970858 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - おむはるさん» ありがとうございます！通知良かったですっ！(--;) (2020年5月28日 1時) (レス) id: e539970858 (このIDを非表示/違反報告)
真 仁愛(プロフ) - 通知届いてますよ〜！全然大丈夫です！これからも最新応援してます！！ (2020年5月25日 11時) (レス) id: d067df49bb (このIDを非表示/違反報告)
おむはる(プロフ) - コメント失礼します〜自分は通知届いています！！いつも通知から読まさせていただいているので大丈夫だと思います！ (2020年5月25日 0時) (レス) id: 275c852316 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆら | 作成日時：2020年5月13日 2時
