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可愛いが2つ ページ3

昼休み


毎週月曜日はバスケ部2年生で集まって屋上で食べるのが決まり


今日はその月曜日だから、同じクラスの涼太と一緒に屋上へ続く階段へ向かって歩いていた


そういえば、
転校生、誰なんだろう


そんなことを考えながら、
涼太の話に相槌を打っているとき
突然後ろから涼太に背の高い男が抱きついてきた



「よ、りょーた。」



切れ長の目、綺麗な黒髪
どこかで見たことがある顔
あ、そうだ。確か、モデルの海崎___



「隼人っち!?...もしかして転校生って..」



「そ、俺。驚いた?」



「そりや、驚くに決まってるっスよ!」



人気モデルの2人を目の前に
周りに集まってくる女子たちに
いつの間にか囲まれて身動きが取れなくなっていた



「その子は?」


今まで涼太に向いていた視線が僕に移る


『初めまして。涼太と同じクラスの西條Aです。よろしくね』



いつも通りの笑顔を浮かべる
これでほとんどの人は顔を赤くするはずなのに
海崎くんはふーん、とまた視線を涼太に戻した




ん?なにこの失礼な人
自分から聞いといて名前も言わない
あげく、興味が無さそうな表情を浮かべて



人気モデルだから、自分を知らない人はいないだろう



きっと彼はそう思ってる



『涼太、早く行かないと皆待ってるよ?』



苛つきを抑え、早く行くように促す
よし、偉いぞ僕




「じゃあ、またね。隼人っち!」



「え、あ、おう...」



そして
僕の手を引いて、女子たちの中を進む涼太




ちらっと、後ろを見ると
海崎くんは僕のことを羨ましそうな目で見ていた


もしかして
涼太のことが好きなのかな



さっき僕に失礼な態度をとった仕返しで
躓いたフリをして涼太に抱きつくと
より一層、妬ましそうに見ていた




確定。
好きなんだね




面白いことになりそう
根拠も何もない、ただの感だけど






その後、案の定
皆揃っていて
涼太だけ罵倒された←

可愛いが3つ→←可愛いが1つ



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設定タグ:黒子のバスケ , 悪男主 , 黒バス   
作品ジャンル:アニメ
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fumi(プロフ) - ととさん» ありがとうございます!!これからも応援お願いします! (2019年9月23日 21時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)
とと - 面白いです!更新、頑張ってください!! (2019年9月18日 17時) (レス) id: c762306e8d (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - 千秋さん» あ、ありがとうございます!そういってもらえてとても嬉しいです(泣)頑張りますっ (2019年6月10日 20時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)
千秋 - 面白いです!更新頑張ってください!^^応援しています (2019年6月9日 17時) (レス) id: 7fb4496ab8 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 今は予定は無いですが、いつか書いて見たいと思っています!コメントありがとうございます! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:fumi | 作成日時:2019年1月30日 21時

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