3年A組---人質って...先生どうして---4

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唯月「ねぇ

フェイク動画の事になってからやけに大人しいけど何か知ってんの？」



め〜ちゃ空気悪




柊「おはよ〜う！」



先生はそんな事はお構い無し...かぁ



そりゃそうだよね、うん...



熱が出てから私の頭おかしくなったのかな？




柊「はい、起立！

今日も俺の授業を始める

礼...着席

さぁさぁ！今日も張り切って課題をこなしてもらおうかな？

みんな、心の準備はいいか？」

『今日の課題はなんですか？』

柊「うん、まずは里見の証言を思い出してみよう」




海斗の...証言...




海斗「あの動画があんな風に加工されてて驚いたよ」

柊「なら、お前が加工したわけじゃないんだな？」

海斗「宇佐美の鞄にDVD入れたのも俺じゃない！」




柊「つまり、里見に動画を撮らせた生徒が居るって事だ」

『その犯人を捜すのが今日の課題？』

柊「ピンポ〜ン！」



先生...いつもよりテンション高いような...



無理にあげてる？




沙也「先生、それが分かったら私達は自由になれるんですか？」

柊「そいつが全ての元凶ならな

さぁ、われこそはと思う人

はい、手挙げて！」

石倉「だから名乗り出るわけ...」



挙げるわけないじゃん...いつも誰も挙げないんだから



そう誰もが思った



私もその中の1人




？？「俺だよ」




その声がハッキリ耳に届いた




知りすぎてる、聞き慣れてる声



全員が声のした人の方に一斉に振り返った



でも私は...すぐには反応できなかった



だって...その声の人は









『...はやとっ？』

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