3年A組---人質って...先生どうして---4

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隼人「俺が里見に動画を撮らせた」

石倉「おい、甲斐お前いくら何でもそんな嘘...」



嘘って言ってよ...




隼人「嘘じゃねえよ」

『っ』

隼人「里見が景山にフラれたって聞いて話を持ち掛けた」





隼人「景山が憎いんだろ？
奴の動画を撮って来い
盗撮でも何でもいい

後はこっちでうまくやってやる」





賢「マジかよ...」

香帆「じゃあ、あんたが私の鞄に？」

隼人「お前が景山を恨んでる事は知ってたからな」

兵頭「じゃあ、今までの全部芝居だったのかよ！！」

『嘘でしょ...っ？』

さくら「A...」

石倉「兵頭！」

兵頭「なぁ！人殺し！

おい！！」

『隼人...嘘って言ってよ




隼人っ！！！！』




ガタッ！！



椅子が倒れる程の勢いで私は隼人の方を向きながら立った



隼人「騙される方が悪いんだよ」

『っ...』




頭の中が真っ白になった



隼人が海斗に動画を撮るように言った？




『訳わかんない...』




体から力が抜けて床にヘナっと座り込んでしまった



さくら「っA！」

隼人「っ......もういいだろ

俺達をここから出せ」

柊「動画を加工したのは誰だ？」

隼人「俺に決まってんだろ？」

柊「あれは精巧に作られている、素人には無理だ

お前が里見に話を持ち掛けたのは本当だろう

でも、まだ"黒幕"が居る

俺はそれが知りたいんだ

それとも、何か教えられない事情でもあるのかな？」

隼人「そんなもんあるわけねえだろ」



隼人はそう言ったけど、床に座り込んだ私の事を見てきけど、隼人はすぐに視線を先生に戻した



ねぇ...どうしてっ？




どうして私に視線を向けたの？



柊「夜の8時まで待ってやる！

それまでに全てを明らかにしなければ、この中から"10人"が犠牲になる」

『10人...！？』

柊「甲斐、お前がどんな選択をするのか楽しみだよ！

Let’s think.」




先生は今まで以上に...楽しんでる

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