【黒子のバスケ】そんなの願うなよ【青峰大輝】

第６話 ページ8

貴「それでまた来るのか…」
青「よぉ。」
貴「あーはいはい。こんにちわー。」

あーもう今日は厄日だな。

大輝居ると寝れないし、朝からいつも以上にテツヤに怒られるし。

貴「ねぇ、授業出たほうがいいんじゃない？」
青「お前が言うなよ。」
貴「私ある程度出来るから。」

というか悪くはない程度だけど。

青「なぁA。」

無視して寝転ぶ。
気にしないでおこう。
空気だと思えば寝れるはず…！

青「なー、」

君も寝たらどうだ。

青「A！」
ひょいっといきなり大輝の顔が現れる。
貴「！」
青「あ、顔変わった。
つか呼んでんだろ？」
貴「あーそうだね、呼んでたねー…」
青「何だよ。名前で呼んだのがいけなかったのか？」
貴「…別に、いいんじゃない？」
呼び方なんてなんだって。

青「んで、誰にでも無表情なのかよ？」

…そんなに気になるかなぁ…。

貴「…だったら？」

青「いや、別に？聞きたかっただけ。」


貴「あっそ。もう寝るからね。じゃましないで。」

大輝に背を向けて寝る。

青「Aー、お前生きてるの楽しいか？」

貴「…………。」

青「これだけだって。」

貴「…楽しくないよ。」


――だから、

だから、死にたいんじゃないか………

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